オールオン4は、少ない本数のインプラントで全顎の歯を支えることができる治療法で、入れ歯からの解放や、抜歯からその日のうちに仮の歯が入る治療の流れなどから、東京でも選ばれる機会が増えている治療の一つです。
その一方で、自由診療で高額になりやすく、やり直しが難しい治療でもあるため、後悔したくないという思いを抱えている方も多いのではないでしょうか。
オールオン4に限らず、治療法にはメリットがある半面、必ず注意点があります。
ただし、これらは事前に知っておき、適切な医院選びをすることである程度防ぐことができるものでもあります。
この記事では、オールオン4で代表的とされる後悔のリスクと、それを防ぐための医院選びの視点を整理してご紹介します。
オールオン4が
後悔につながる理由
1回の治療で全顎に関わる
大きな決断になる
オールオン4は片側だけ、1本だけといった部分的な治療ではなく、上顎または下顎全体の噛み合わせに関わる治療です。関わる範囲が広い分、仕上がりへの満足度が食事や会話といった日常生活全体に与える影響も大きくなりやすい治療といえます。
だからこそ、治療前の段階でどれだけ具体的なイメージをすり合わせられるかが重要になります。
治療後、長期間にわたって
使い続けるものである
インプラントは一度埋入すると、長期間使用することが前提の治療です。
治療直後の見た目や噛み心地だけでなく、数年後、数十年後にどのような状態で使い続けられるかまで見据えて選ぶ必要があります。
目先の仕上がりだけで判断してしまうと、長期的に見たときに「もっと確認しておけばよかった」と感じる場面が生まれやすくなります。
情報量が多く、医院ごとの
説明の差が出やすい
オールオン4は比較的新しい治療法であり、医院によって使用するインプラントシステムや治療方針、説明の丁寧さに差が出やすい分野でもあります。
ホームページやSNSでも様々な情報が発信されており、どれが自分に当てはまるのか判断しづらいことも少なくありません。
情報を十分に得られないまま治療を決めてしまうと、後から「聞いておけばよかった」と感じやすくなります。
費用面での想定外が
起こりやすい
表示されている価格に、検査費用や上部構造の費用、術後のメンテナンス費用が含まれているかどうかは医院によって異なります。
総額での認識がずれたまま治療を進めてしまうと、後から想定外の負担につながることがあり、これも後悔の一因になり得ます。
代表的な後悔のリスクを
知っておく
インプラント周囲炎
インプラントの周囲の歯ぐきや骨に炎症が起こるインプラント周囲炎は、天然歯における歯周病と同様に、歯垢や歯石の蓄積が主な原因とされています。
進行すると歯ぐきの腫れや出血、骨の吸収が起こり、最終的にはインプラントの脱落につながることもあります。
日々のセルフケアに加え、歯科医院での定期的なメンテナンスを継続することが、予防のうえで重要とされています。
オールオン4は構造上、清掃がしづらい部分ができやすいため、この点は特に意識しておきたいポイントです。
上部構造の破損
噛み合わせのバランスが取れていない場合や、歯ぎしり、食いしばりの癖がある場合、人工歯の部分である上部構造が欠けたり破損したりすることがあります。
特にオールオン4は少ない本数のインプラントで広い範囲の噛む力を支える構造のため、個々の負担が大きくなりやすい側面があります。
事前の噛み合わせの精密な検査や、必要に応じたマウスピースの使用などにより、負担を軽減できる場合があります。
審美的なこと
歯の色や形、歯ぐきとのバランスに対して、治療後にイメージと違ったと感じるケースもあります。
仕上がりのイメージを事前にどれだけ具体的にすり合わせられているか、シミュレーションや試作段階での確認機会があるかどうかが、こうした不満を防ぐポイントになります。
発音や食事のしにくさ
上部構造の形状や厚みによっては、慣れるまで発音がしづらく感じたり、特定の食材が噛みにくく感じたりすることがあります。
多くの場合は時間の経過とともに慣れていきますが、違和感が続く場合は上部構造の調整で改善できることもあるため、遠慮なく相談できる関係性を築いておくことが大切です。
リスクを防ぐ医院選びの
視点①事前の精密診断
歯科用CTによる立体的な
検査があるか
骨の量や質、神経、血管の位置を立体的に把握したうえで治療計画が立てられているかどうかは、トラブルを防ぐうえで基本となる確認ポイントです。
平面のレントゲンだけで治療方針が決められている場合は、より詳しい検査を受けられないか相談してみることをおすすめします。
噛み合わせ全体を考慮した
シミュレーションがあるか
オールオン4は上下の噛み合わせ全体に関わる治療のため、埋入位置だけでなく、噛み合わせ全体のバランスを考慮したシミュレーションが行われているかどうかも確認しておきたいポイントです。
上部構造の破損を防ぐうえでも、力のかかり方を事前に検討しているかどうかは重要な要素になります。
歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合は、その点を踏まえた計画になっているかどうかも確認しておくと安心です。
リスクについて事前に
説明があるか
インプラント周囲炎や上部構造の破損など、起こりうるリスクについて、治療前の段階で具体的に説明があるかどうかも重要です。
リスクの説明を避けず、対策とあわせて伝えてくれる医院は、それだけ誠実な姿勢の表れといえます。逆に、メリットの説明ばかりでリスクへの言及がない場合は、慎重に検討したほうが良いでしょう。
総額での見積もりが提示されるか
検査費用、手術費用、上部構造費用、術後のメンテナンス費用まで含めた総額が、精密検査の結果をもとに具体的に提示されるかどうかも確認しておきましょう。
概算のままではなく、検査結果に基づいた見積もりが出てくるかどうかは、診断の丁寧さを見る一つの指標になります。
検査結果をもとに複数のプランを
提示してくれるか
検査結果を踏まえて、1つの治療方針だけでなく、複数の選択肢とそれぞれのメリット・デメリットを提示してくれるかどうかも確認しておきたいポイントです。
選択肢が示されることで、ご自身の希望に合わせて納得のいく判断がしやすくなります。
6つのポイント
リスクを防ぐ医院選びの
視点②メンテナンス体制
定期検診の頻度や内容が明確か
治療後、どのくらいの頻度で、どのような内容のメンテナンスを受けることになるのか、具体的に説明があるかどうかを確認しましょう。
インプラント周囲炎の早期発見には、定期的なレントゲン撮影やクリーニングを含めたチェックが欠かせません。
長期的に通いやすいか
メンテナンスは一度きりではなく、長期間にわたって継続するものです。
通院のしやすさや、平日夜間、土日の診療対応があるかどうかも、無理なく継続できるかを左右する要素になります。
通いにくさから通院が途絶えてしまうと、トラブルの早期発見が難しくなる点にも注意が必要です。
トラブル発生時の対応体制が
整っているか
破損や不具合が起きた際に、どのくらいの期間で対応してもらえるのか、緊急時の連絡体制が整っているかどうかも、あらかじめ確認しておくと安心です。
すぐに対応してもらえる体制があるかどうかは、万が一の際の負担を大きく左右します。
担当医が長期的に在籍しているか
担当医が短期間で入れ替わる医院の場合、これまでの経過を踏まえた継続的な診療が受けにくくなることがあります。
長期的に同じ医師に相談できる体制が整っているかどうかも、安心してメンテナンスを継続するうえで確認しておきたいポイントです。
セルフケアの指導が受けられるか
オールオン4は構造上、通常の歯ブラシだけでは清掃が行き届きにくい部分があります。
清掃補助用具の使い方や、日常のセルフケアについて具体的に指導してもらえるかどうかも、インプラント周囲炎を予防するうえで確認しておきたいポイントです。
リスクを防ぐ医院選びの
視点③保証制度
保証の対象範囲を確認する
インプラント本体だけでなく、上部構造の破損についても保証の対象に含まれているかどうかを確認しましょう。
オールオン4は上部構造への負担が大きい治療のため、この点は特に重要な確認ポイントです。
保証を受けるための条件を
確認する
10年保証といった年数の長さだけでなく、保証を受けるために定期検診の受診が条件になっているかどうかも確認しておきましょう。
条件を満たさないまま通院が途絶えると、保証が適用されないケースもあるため、条件の詳細まで書面で確認しておくことをおすすめします。
保証適用時の自己負担の
有無を確認する
保証があっても、再手術や部品交換の際に一部自己負担が発生するケースがあります。
無償なのか一部負担なのか、事前に確認しておくことで、万が一の際にも落ち着いて対応することができます。
保証年数の経過にともなって負担割合が変わる場合もあるため、あわせて確認しておくと安心です。
保証内容が書面で
明示されているか
口頭での説明だけでなく、保証の対象範囲や条件、自己負担の有無について書面で発行してもらえるかどうかも確認しておきましょう。
書面として残しておくことで、後から内容を見返しやすくなり、万が一のトラブル時にも安心材料になります。
転院時や引っ越し時の保証の
扱いも確認する
引っ越しや通院先の変更があった場合、保証が引き継げるのか、他院での対応が可能なのかも、長く付き合う治療だからこそ確認しておきたいポイントです。
系列医院がある場合は、転院先でも同様の保証を受けられることもあるため、あわせて確認しておくと安心です。
失敗やリスクの原因や
可能性を知って
治療を受ける
オールオン4は多くの方に選ばれている治療法である一方、インプラント周囲炎や上部構造の破損、審美的な不満といったリスクが起こりうることも医療上の事実です。
これらのリスクは、過度に恐れる必要はなく、事前の精密診断、継続的なメンテナンス体制、内容の明確な保証制度が整っている医院を選ぶことで、ある程度防ぐことができるものです。
高額かつやり直しの難しい治療だからこそ、1院だけの説明で決めるのではなく、リスクとその対策について具体的に説明してくれるかどうかという視点を持って、複数院を比較していただくことをおすすめします。
リスクとその対策をセットで正しく理解したうえで、ご自身が安心して長く付き合える医院を選んでいただければと思います。
当院では、歯科用CTを用いた精密診断や、治療後のメンテナンス体制、保証内容について、
無料カウンセリングにて丁寧にご説明しております。まずはお気軽にご相談ください。
インプラントについて
相談したい方へ
(60分相談のご案内)
各分野の専門家医と連携した
総合的な治療をご提案しています
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東京のインプラント専門家医 東京日本橋あさひ歯科では、インプラントに関する「60分相談(CT診断含む)」を実施しております。
当院では、しっかりとカウンセリングの時間を設けて患者さんのお話を丁寧に伺います。
むりに治療を勧めることや、ご納得頂かないまま治療に進むといったことは一切ございませんので、リラックスして何でもお尋ねください。
「信頼できるインプラントの専門家医の意見が聞きたい」、「インプラントが上手い歯医者を探している」
「他院でインプラントを断られてしまった」という方も、どうぞ安心して当院にいらしてください。
セカンドオピニオンにも
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セカンドオピニオンとは、患者さんがより良い歯科治療を受けようとされる際に、複数の医師に意見を求め、今後の治療や医院選びの参考にしていただくことを目的とします。
当院にはセカンドオピニオンのご相談も多数ございます
- 初めてのインプラントを検討している方
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上記のようなお悩みを抱え「どこに相談して良いのか困っている」という患者さんの受け皿となれるよう、引き続き努力してまいります。
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総責任者・担当医について
院長
藤井 政樹
東京医科歯科大学出身/
博士号 取得ドクター
ITI公認インプラントスペシャリスト
(認定医)
当院長は、インプラント治療の世界的な専門家医とされる『ITI公認インプラントスペシャリスト(認定医)』を持つ歯科医師です。東京医科歯科大学歯学部附属病院にて最先端の治療の研鑽を積み、また、歯科医師の先生方に向けた教育・指導者としての役割を担ってまいりました。難症例を含む様々な相談実績、治療経験が豊富にございます。
当院では、通常では大学病院で行うようなケースにおいても、医学的根拠に基づき安全性・確実性を最大限に高めたインプラント治療を行うことが可能です。
藤井 政樹院長は、歯科医師人生の99%をインプラント治療に捧げてまいりました。それら経験を活かし、患者さん一人ひとりのお悩み解決に役立てるよう親身にお応えしております。
インプラントに関してお困りの方は、どうぞ安心して東京のインプラント専門家医「東京日本橋あさひ歯科」にご相談ください。