インプラントの寿命とは?
平均残存率、寿命を損なう原因や予防方法について
解説
インプラントは
いつまでもつ?
(インプラントの
寿命について)

インプラントがいつまで持つのか、使用できる年数や平均寿命が知りたいという方もいらっしゃいます。
インプラントは治療後の適切な予防管理を継続すれば、一般的に10年後の残存率は90%以上とされています。
また、日本口腔インプラント学会が行なった調査結果によると、インプラント治療後20年以上経過した人の77%以上が「問題ない」と回答したという報告があります(「20年以上経過したインプラント患者に対するアンケート調査」2018年より)。
インプラントの平均寿命は、患者さんのお口の中の状態や顎の骨の状態、前歯や奥歯などの適用部位、使用されるインプラントメーカー、そして何より治療後のメンテナンスの仕方によって異なります。
インプラント、入れ歯、ブリッジいずれの方法にしても言えることですが、長期間にわたり安定して快適に使い続けるには、毎日の適切なセルフケアの実践と、定期的に歯科医院で検診やメンテナンスを受けることが最も基本的かつ有効な方法となります。
インプラントの寿命を
縮めてしまう原因とは?

インプラントの寿命を縮めてしまう主な原因として「噛み合わせによる問題」と「インプラント周囲炎」が挙げられます。
噛み合わせの不正は、天然の歯だけでなくインプラントの寿命にも大きく影響します。噛み合わせが悪いと、食べ物をよく噛むことができないだけでなく、奥歯やインプラントなどの特定部位に過度な負担がかかり続けることで、その寿命を縮めてしまうことにつながります。インプラント治療を行う場合もお口全体の噛み合わせのバランスまでを充分に考慮した治療計画を立て、歯に加わる力が均等に分散されている状態をつくることが重要です。
インプラント周囲炎(しゅういえん)
とは?
インプラント周囲炎とは、インプラントをした周囲の歯ぐきや骨に炎症が広がった状態のことです。「インプラントの歯周病」とも呼ばれる感染症になります。
一般的な歯周病は、天然歯と歯ぐきの境目に溜まった汚れや細菌によって歯肉が炎症を起こし、やがて歯を支える骨まで溶かしてしまう病気ですが、実はインプラントにおいても治療後の適切なケアを怠ってしまうと、これに似た細菌感染が起こる可能性があります。インプラント周囲炎を放置してしまうと、やがてインプラントが脱落する結果につながります。
インプラントは自然の歯に近い機能を持っていますが、長期にわたって維持していくためには、このインプラント周囲炎を予防する継続的なメンテナンスが非常に重要なのです。
インプラントの寿命を
安定して保つには?

- 毎日の適切なセルフケアの実践
ご自身のお口の健康を守るために日々のセルフケアが最も重要であることは、やはりインプラント治療後においても同じです。
口腔管理のプロフェッショナルである歯科衛生士の指導に沿って、歯ブラシや歯間ブラシなど適切なセルフケアグッズを活用しながら清潔な状態を保てるように努めましょう。
天然の歯と同じように毎日の丁寧なブラッシングを自宅で行いながら、定期的な通院でプロのケアを受けることが、インプラントを長持ちさせるための鍵となります。
- 定期的に歯科医院で検診や
メンテナンスを受けるインプラントを長持ちさせ、健康な状態を保つためには、治療が終わった後も定期的に歯科医院でチェックを受ける必要があります。
定期検診では、一人ひとりに合わせた正しい歯磨きの仕方などをレクチャーさせていただき、日々のセルフケアだけではどうしても落としきれない汚れを専門のクリーニングで綺麗にしていきます。
メンテナンスは3か月に1回程度が理想です(個人差がありますので主治医の指導に沿うようにしてください)。
この時、歯科医院でインプラントの定着状態や噛み合わせ、被せ物の調整なども行われます。ご自宅でのケアだけではどうしても不十分なため、歯科医院でのプロによるクリーニングや細菌の除去をサポートしてもらうことが推奨されます。
インプラントの平均残存率
について

インプラントの平均残存率は
メーカーによっても異なります
現在、国内外には200を超えるインプラントメーカーがありますが、それぞれ特性や品質が異なります。治療してすぐには違いはさほど感じられにくいものですが、5年、10年、15年と年数が経つほどに徐々に顕著になります。
当院ではこれまでの症例データに基づき、世界的にも信頼性の高い素材のみを使用しております。
当院で使用するインプラントの特徴
- 世界No1のインプラントブランド:
ストローマン社製(スイス) - インプラントの国内シェア率約30%(2019年)
- 治療後にトラブルがなかった成功率97%
- 10年後のインプラント残存率98.8%
東京のインプラント専門家医 東京日本橋あさひ歯科では、長期的な安定性・安全性が多くの臨床医にて裏付けられている、歯科用インプラントの世界シェアNo.1のストローマン社製のインプラント体を使用します。治療の成功率を上げるだけでなく、長期にわたってお使いいただけるインプラントをご提供いたします。
インプラントのトラブルで悩まれている多くの患者さんを見てきたからこそ、インプラントの素材には一切の妥協はいたしません。最も信頼しているインプラントのみを使用しております。
インプラントの
保証制度について

インプラント治療を行なっている医院の中には治療後の保証制度を設けているところもあります。保証制度の有無や内容については医院によって異なりますので、担当医に確認しておくと良いでしょう。
当院では、治療後も安心していただけるようにと、インプラント体10年・被せ物5年の保証期間を設けています。定期的な検診やメンテナンスを通じて、治療後においても責任を持ってサポートをしております。
インプラントについて
相談したい方へ
(60分相談のご案内)
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東京のインプラント専門家医 東京日本橋あさひ歯科では、インプラントに関する「60分相談(CT診断含む)」を実施しております。
当院では、しっかりとカウンセリングの時間を設けて患者さんのお話を丁寧に伺います。むりに治療を勧めることや、ご納得頂かないまま治療に進むといったことは一切ございませんので、リラックスして何でもお尋ねください。
「信頼できるインプラントの専門家医の意見が聞きたい」、「インプラントが上手い歯医者を探している」、「他院でインプラントを断られてしまった」という方も、どうぞ安心して当院にいらしてください。
セカンドオピニオンにも
対応しております
セカンドオピニオンとは、患者さんがより良い歯科治療を受けようとされる際に、複数の医師に意見を求め、今後の治療や医院選びの参考にしていただくことを目的とします。
当院にはセカンドオピニオンのご相談も多数ございます。
- 初めてのインプラントを検討している方
- 治療を引き受けてくれる医院が
見つからない方 - 使用中のインプラントの調子が悪い方
- インプラントのメーカーが
分からず困っている方 - 実績と医学的根拠に基づく確かな治療を受けたい方 等
上記のようなお悩みを抱え「どこに相談して良いのか困っている」という患者さんの受け皿となれるよう、引き続き努力してまいります。
当院のインプラント
総責任者・担当医について

あさひ歯科 院長
藤井 政樹
東京医科歯科大学出身/
博士号 取得ドクター
ITI公認インプラントスペシャリスト
(認定医)
当院長は、インプラント治療の世界的な専門家医とされる『ITI公認インプラントスペシャリスト(認定医)』を持つ歯科医師です。東京医科歯科大学歯学部附属病院にて最先端の治療の研鑽を積み、また、歯科医師の先生方に向けた教育・指導者としての役割を担ってまいりました。難症例を含む様々な相談実績、治療経験が豊富にございます。
当院では、通常では大学病院で行うようなケースにおいても、医学的根拠に基づき安全性・確実性を最大限に高めたインプラント治療を行うことが可能です。
藤井 政樹院長は、歯科医師人生の99%をインプラント治療に捧げてまいりました。それら経験を活かし、患者さん一人ひとりのお悩み解決に役立てるよう親身にお応えしております。
インプラントに関してお困りの方は、どうぞ安心して東京のインプラント専門家医「東京日本橋あさひ歯科」にご相談ください。