公開日:2024.07.08 最終更新日: 2024.07.09

オールオン4とは?

オールオン4とは?
(インプラントと
オールオン4の違い)

インプラントとは

オールオン4(All-on-4、オールオンフォー、オール・オン・フォー)とは、片顎全ての歯に対して4本のインプラント体(人工歯根)のみで固定できるインプラント治療法の一種です。

全部の歯または多数の歯を失っている方や、全体的に歯がボロボロな方、現在総入れ歯を使われている方、あごの骨がやせている方などにおすすめする方法となります。

失った歯が多い方の「負担を軽減
できる」インプラント治療法

従来のインプラント治療法では、基本的に1歯に対してインプラントを1本ずつ埋入する必要があります。そのため失った歯が多い人は、その分費用も身体への負担も大きくなってしまう難点がありました。
この問題を解決するべく開発されたのが、インプラント「All-on-4(オールオンフォー)」システムです。

オールオン4の最大の特徴は、「インプラントの埋入本数を必要最少にできる」点にあります。
オールオン4は、片顎(上顎または下顎)に対して最少4本のインプラントのみで、前歯から奥歯まで一体となった人工歯をしっかりと固定できる治療システムです。これにより、全ての歯を失っているケースでも、通常のインプラントよりも治療にかかる費用や期間、お身体への負担を軽減することができます。

また、オールオン4では「骨の厚みのある部分を選んでインプラントを埋入可能」なため、顎の骨がやせている方も骨造成などの必要もなく適応できる場合があります。

インプラント「オールオン4」
がおすすめな人
(お悩み・適応症等)

上記のような特徴から、オールオン4は主に以下のような方におすすめする治療法となります。

  • 上顎か下顎(または両顎)の歯が1本も無い人
  • ほとんどの歯を失った人
    (1〜3本程のみ歯が残っている)
  • 重度の虫歯で回復が見込めない人
    (歯がボロボロ)
  • 総入れ歯を使用している人
  • 歯は残っているが重度歯周病に
    かかっている人
  • 治療本数が多く、通常のインプラントでは
    費用や期間が不安な人
  • あごの骨がやせている人 等

ただし、精密な診査診断の上、患者さんのあごの骨の状態によっては長期的な安定性を考慮してインプラントの本数を多くすること(6本/オールオン6)が必要なケースもあります。

東京のインプラント専門家医 東京日本橋あさひ歯科では、丁寧な説明を大事にし、事前に患者さんに分かりやすく詳細にお伝えしていますので安心してご相談ください。

インプラント「オールオン4」
のメリットとは?

  1. 手術時間・治療期間が短くて済む オールオン4(オールオンフォー)は、全ての歯がない人も基本的に片顎あたり最少4本のインプラントで済むため、従来法と比べ埋入手術を短い時間で終えることができます。全体の治療期間も短くすることが可能です。
  2. お身体の負担が少なくて済む 来法と比べ、オールオン4(オールオンフォー)は手術時間を短くできることに加え、基本的に骨移植の必要がないため合併症のリスクを低減できます。術後における治療箇所の腫れや痛みなどの症状や身体への負担も軽減することが可能です。
  3. 顎の骨が少ないケースも適応可能 オールオン4(オールオンフォー)では、骨の厚みのある部分を選んでインプラントを埋入できるため、顎の骨が少ない方も骨造成・骨移植などの治療を行うことなく適応可能なケースもあります。
  4. 治療の費用負担を軽減できる 従来のインプラント治療法の場合、全部または多数の歯を失っている方はインプラントの本数も多くなり治療費の総額も大きくなっていました。
    オールオン4(オールオンフォー)は、片顎あたり最少4本のインプラントで済み、骨移植の費用もかからないことから治療費の負担軽減が可能です。
  5. 即日で仮歯を入れられる 従来法で多数のインプラントを入れる場合、手術は複数回・長期間にわたって行われ、歯が入るまで数ヶ月待たなければならないケースもありました。
    オールオン4(オールオンフォー)であれば、症例によっては抜歯からインプラントの埋入、仮歯の装着までを半日〜1日で行うことも多く、治療したその日の夜もしくは翌日から仮歯で軽い食事をとることが期待できます。

インプラント「オールオン4」
のデメリットとは?

東京日本橋あさひ歯科院長
  1. 治療を行える医療機関が限られる オールオン4は通常のインプラントよりも高度な技術と知識が求められる治療法のため、オールオン4治療を的確に提供できる医院は限られています。
    CTなどの設備、担当医の知識や技術力、症例や治療方針などを事前に充分に確認の上で検討することが重要です。
  2. 抜歯が必要な場合がある オールオン4は主に、片顎または両顎の全ての歯を失っている人や、重度の虫歯や歯周病などで全部の歯を抜かなければならない人におすすめする治療方法となります。
    また、事前の精密な診査診断の上、既に悪くなっている歯を無理に残す方がリスクが高いと判断される場合には、抜歯をしてオールオン4をお勧めすることがあります。
  3. 健康保険適用外の治療である オールオン4を含めインプラント治療は、原則として保険が適用されない自由診療となりますので、保険適用の総入れ歯などの治療と比べると費用負担が大きくなります。
    ただし、インプラント・オールオン4治療は基本的に医療費控除の対象となるため、手続きを行うことで医療費の一部が還付され、費用負担を軽減できる場合があります。

インプラントオーバー
デンチャーにかかる費用
(治療費・料金・値段)

東京日本橋あさひ歯科院長

オールオン4にかかる費用相場は、片顎(上下どちらか)あたり300万円前後となります。

オールオン4を含めインプラント治療にかかる費用は、患者さんの症状だけでなく、治療を行う医療機関によっても総額は異なります。また同時に、医師の治療技術や治療方針、使用する設備やインプラントメーカーなども医院によって異なるため、実際の治療成績や精度にも開きが生じています。

インプラント・オールオン4に
ついて相談したい方へ
(60分相談のご案内)

インプラントとは

東京のインプラント専門家医「東京日本橋あさひ歯科」には現在も東京、千葉、埼玉、茨城、神奈川など都内外から歯科インプランに関する多くのご相談がございます。

インプラントを検討されている方、歯がボロボロな方、インプラントのトラブルでお悩みの方のために、当院では「60分相談(CT診断含む)」を実施しております。

しっかりとカウンセリングの時間を設けて患者さんのお話を丁寧に伺います。むりに治療を勧めることや、ご納得頂かないまま治療に進むといったことは一切ございませんので、リラックスして何でもお尋ねください。

「信頼できるインプラントの専門家医の意見が聞きたい」、「インプラントが上手い歯医者を探している」「他院でインプラントを断られてしまった」という方も、どうぞ安心して当院にいらしてください。

当院のインプラント
総責任者・担当医について

東京日本橋あさひ歯科院長
東京日本橋あさひ歯科
院長

藤井 政樹

東京医科歯科大学出身/
博士号 取得ドクター
ITI公認インプラントスペシャリスト
(認定医)

当院長は、インプラント治療の世界的な専門家医とされる『ITI公認インプラントスペシャリスト(認定医)』を持つ歯科医師です。東京医科歯科大学歯学部附属病院にて最先端の治療の研鑽を積み、また、歯科医師の先生方に向けた教育・指導者としての役割を担ってまいりました。難症例を含む様々な相談実績、治療経験が豊富にございます。

当院では、通常では大学病院で行うようなケースにおいても、医学的根拠に基づき安全性・確実性を最大限に高めたインプラント治療を行うことが可能です。

藤井 政樹院長は、歯科医師人生の99%をインプラント治療に捧げてまいりました。それら経験を活かし、患者さん一人ひとりのお悩み解決に役立てるよう親身にお応えしております

インプラントに関してお困りの方は、どうぞ安心して東京のインプラント専門家医「東京日本橋あさひ歯科」にご相談ください。