抜歯即時埋入
インプラントとは?
メリットや費用相場に
ついて解説
インプラント治療も
いろいろな治療方法があります
- 抜歯してすぐに骨の移植を行う方法
- 抜歯してすぐにインプラントを埋入する方法
- 抜歯してすぐにインプラントを埋入し、上部構造(仮歯)をつける方法
- 抜歯して骨の治癒を待ってからインプラントを行う方法 など
いずれのインプラント埋入方法もメリット・デメリットがあり、治療を担当する歯科医の治療方針や、患者さんが何を希望し重視されるかによって選択肢が異なります。
今回は、②抜歯してすぐにインプラントを埋める方法と、③抜歯してすぐにインプラントを埋めて上部構造(被せ物)をつける方法についてご紹介します。
抜歯後すぐに埋入する
インプラント抜歯即時埋入
インプラント抜歯即時埋入とは、抜歯してすぐにインプラント体(人工歯根)を埋める治療を行う術式のことです。
これまでの抜歯を伴うインプラント手術では、抜歯をしてから一定期間(通常、抜歯後3〜4ヶ月程度)おき、骨の治癒を待ってからインプラント体の埋入手術を行うのが一般的でした。
近年では、抜歯したその日にインプラント体を埋入できるケースも多くなっています。これが「抜歯即時埋入インプラント」です。
抜歯後の骨の組織が治ろうとする反応(治癒機転)を利用することで、インプラント体(人工歯根)とあごの骨との強固な結合が促進されるという近年の研究データに基づく術式となります。
適応には一定の条件はありますが、抜歯即時埋入インプラントを行うことで、従来の抜歯を伴うインプラント治療方法よりも患者さんの治療期間や身体的なご負担を軽減することが期待できます。
抜歯後すぐに埋入して上部構造をつける
インプラント即時荷重
インプラント即時荷重とは、インプラント体を埋入してすぐに上部構造(仮歯)を装着する術式です。医院によっては「即日インプラント」などと呼ぶこともあります。
通常のインプラント治療では埋入手術をした後、被せ物を装着するまで数ヶ月の治癒期間をおきます。
しかし近年の治療技術やインプラント製品の進歩により、即時荷重インプラント法では埋入手術をしたその日のうちに仮歯を装着することが可能です。
こちらも適応には一定の条件があります。患者さんのあごの骨が十分であること、担当医にも高い治療技術が求められますが、適応できれば治療後の歯の無い状態を回避し、患者さんの治療負担の軽減が期待できます。
抜歯即時埋入インプラントのメリット・
デメリット(注意点)
抜歯即時埋入インプラントのメリット
身体的な負担軽減
抜歯即時埋入インプラントでは抜歯窩(抜歯後の歯茎の穴)を利用するので、従来のように歯肉を切開する必要がありません。
手術回数も減らせるので、通常のインプラント治療よりも患者さんの身体へのご負担軽減につながります。
治療期間を短くできる
抜歯即時埋入インプラントでは抜歯後の治癒期間を待つ必要がなく、インプラント体の埋入から仮歯の装着までをその日のうちにできるケースも多くあります。
その結果、抜歯即時埋入インプラントは従来法と比べて治療期間を数ヶ月程度短縮できる場合があります。
骨吸収のリスク低減
抜歯後の歯槽骨は噛む刺激がなくなることで、骨吸収が起こる(骨量が減少してしまう)場合があります。
これにより、従来法ではインプラント体を埋入する前に骨を増やす処置が必要になるケースがありました。
抜歯即時埋入インプラントは、このような骨吸収のリスクを低減することが可能です。
抜歯即時埋入インプラントの
デメリット(注意点)
適応が難しい場合がある
抜歯即時埋入インプラントを行うには、骨量が充分であることや、重度の歯周病・虫歯がないことなど一定の条件があります。
骨の状態が良くない場合には、抜歯後に骨造成など必要な治療をしてからインプラント手術を行うこととなります。
また、歯ぎしりや食いしばり癖のある方や、噛み合わせが悪い場合も抜歯即時埋入インプラントを受けられない場合があります。
インプラント埋入直後に過度な力がかかってしまうと、オッセオインテグレーション(インプラント体のチタンと顎の骨が結合すること)が得られない可能性があるためです。
その場合、通常の方法でのインプラント治療を検討することとなります。
適応の可否は患者さん個人では難しいものですので、どうぞお気軽に私たちインプラント専門医にご相談ください。
東京のインプラント専門家医 東京日本橋あさひ歯科では、それぞれの治療法について充分にご理解いただき、将来を見据えて快適に長持ちする安心・確実な手堅いインプラント治療を何より重視してご提案しております。
抜歯即時埋入インプラントの費用
(治療費・値段・価格・相場)
インプラント治療は、患者さんのお口の中の状態や治療内容によっても費用は異なります。
インプラントは自由診療(保険適用外)になり、費用相場は1本あたり35~50万円前後が一般的です。
抜歯即時埋入インプラントの費用は、インプラント埋入手術費用とは別に、2万円〜7万円程のかかることが多いでしょう。
当院のインプラント治療費は
「明朗会計のワンプラン」
東京のインプラント専門家医 東京日本橋あさひ歯科では、インプラント1本あたり42万円(税込46.2万円)にてご提供しております。検査・診断費用、手術費用、インプラント代金込みの料金となります。
こちらの治療費に上部構造(被せ物/人工歯)の費用が加わります。
※骨の厚みや高さが足りない方の場合はGBRやソケットリフト等の追加の処置費用が発生する場合がございます。(診査診断の上、事前にきちんとご説明いたします。)
世界トップシェアの信頼性の高い素材のみを使用
当院では、歯科用インプラントの世界シェアNo.1のストローマン社製のインプラント体を使用します。
ストローマンインプラントは50年以上の研究・開発の結果、長期的な安定性・安全性が多くの臨床医にて裏付けられており、成功率を上げるだけでなく長期にわたってお使いいただけるインプラントです。
ご自身の治療にかかる総額費用が気になる方へ
インプラント治療にかかる費用総額は、患者さんのお口の状態やインプラント本数、治療内容のご希望等によっても異なります。気になる方は、一度お気軽に当院の「60分相談」にてお尋ねください。
インプラントについて
相談したい方へ
(60分相談のご案内)
各分野の専門家医と連携した
総合的な治療をご提案しています
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東京のインプラント専門家医 東京日本橋あさひ歯科では、インプラントに関する「60分相談(CT診断含む)」を実施しております。
当院では、しっかりとカウンセリングの時間を設けて患者さんのお話を丁寧に伺います。
むりに治療を勧めることや、ご納得頂かないまま治療に進むといったことは一切ございませんので、リラックスして何でもお尋ねください。
「信頼できるインプラントの専門家医の意見が聞きたい」、「インプラントが上手い歯医者を探している」
「他院でインプラントを断られてしまった」という方も、どうぞ安心して当院にいらしてください。
セカンドオピニオンにも
対応しております
セカンドオピニオンとは、患者さんがより良い歯科治療を受けようとされる際に、複数の医師に意見を求め、今後の治療や医院選びの参考にしていただくことを目的とします。
当院にはセカンドオピニオンのご相談も多数ございます
- 初めてのインプラントを検討している方
- 治療を引き受けてくれる医院が
見つからない方 - 使用中のインプラントの調子が悪い方
- インプラントのメーカーが分からず
困っている方 - 実績と医学的根拠に基づく確かな治療を
受けたい方 等
上記のようなお悩みを抱え「どこに相談して良いのか困っている」という患者さんの受け皿となれるよう、引き続き努力してまいります。
当院のインプラント
総責任者・担当医について
院長
藤井 政樹
東京医科歯科大学出身/
博士号 取得ドクター
ITI公認インプラントスペシャリスト
(認定医)
当院長は、インプラント治療の世界的な専門家医とされる『ITI公認インプラントスペシャリスト(認定医)』を持つ歯科医師です。東京医科歯科大学歯学部附属病院にて最先端の治療の研鑽を積み、また、歯科医師の先生方に向けた教育・指導者としての役割を担ってまいりました。難症例を含む様々な相談実績、治療経験が豊富にございます。
当院では、通常では大学病院で行うようなケースにおいても、医学的根拠に基づき安全性・確実性を最大限に高めたインプラント治療を行うことが可能です。
藤井 政樹院長は、歯科医師人生の99%をインプラント治療に捧げてまいりました。それら経験を活かし、患者さん一人ひとりのお悩み解決に役立てるよう親身にお応えしております。
インプラントに関してお困りの方は、どうぞ安心して東京のインプラント専門家医「東京日本橋あさひ歯科」にご相談ください。