公開日:2024.07.08

根管治療

根管治療(歯内療法)とは

根管治療(歯内療法)とは

根管治療とは、深い虫歯や歯の亀裂、外傷などの原因により、歯の根の中の歯髄(神経や血管など)が炎症や感染を起こした際に施す治療法です。歯の神経の通る管(根管)の神経を取り除き、根の先までキレイにしていきます。歯根治療とも呼ばれています。

「大切な歯を残す」ための選択肢を

歯の最も内部にある歯髄(神経や血管など)は、歯に加わる様々な刺激を感知し、さらに細菌に対する防御機能などを果たしています。歯を守る重要な役割を持つことから、歯髄の有無は歯の寿命にも大きく関わりがあります。

当院では、患者さんの大切な歯を長く保てるよう、可能なかぎり歯髄を守り、歯を残す為のあらゆる可能性を模索し、最適な治療プランをご提案しています。

「他院では抜くしかない(治療が難しい)と言われた」という方も、どうぞ諦める前に一度当院へご相談ください。

当院の精密な根管治療の
特徴について

当院の精密な根管治療の特徴について

根管治療分野の「専門医」が在籍

当院には、顕微鏡を使用した精密な根管治療のスペシャリストが在籍しております。難しい症例を含む多数の治療実績を持つドクターと密に連携を図り、患者さんの症状やご希望に合わせて、長期的に良好な予後を得られることを目指した最適な治療計画をご提案しています。

  • 「歯を抜くしかない」と他院で診断を受けた方
  • 根管治療が長期間にわたりなかなか
    終わらない方

上記のようなお悩みを抱えていらっしゃる患者さんも、当院であれば最適な治療を提供できるケースもございます。セカンドオピニオンにも柔軟に対応しておりますので、どうぞ一度ご相談ください。

歯科用CTによる的確な診断

  1. 当院では、歯根や歯槽骨の状態を立体的に把握するために、高度な歯科用CTを用いることで的確な診査・診断につなげています。

    根管治療は非常に緻密な治療が必要となるため、事前の検査で根管内や顎の骨の状況を詳しく分析することが重要です。従来のレントゲン写真では、平面的な情報しか得られませんが、CTを用いることで立体的な情報を得られ、多面的に口腔内の状況を把握することができます。特に難症例においては、治療の成功率の向上に大きく貢献します。

    歯科用CTによる的確な診断

マイクロスコープを駆使した
精密な治療

  1. 心臓外科や脳神経外科など、医科の分野で多く使用されるマイクロスコープ(デジタル顕微鏡)。これを歯科に応用することで、根管治療の精度を飛躍的に向上させることが可能です。しかし機器自体が高額であり、また機器を使いこなすには熟練した技術が必要であることから、現在の国内の歯科業界における導入率は数%とも言われています。

    当院では、実績を重ねた歯科医師がマイクロスコープを駆使することで、肉眼では見えないレベルまでこだわる精密な根管治療を行なっています。

    マイクロスコープを駆使した精密な治療

無菌的処置を目指した
ラバーダム防湿の実施

  1. ラバーダム防湿とは根管治療を行う際、歯にラバーダムというゴムのシートを掛けることで、術野に唾液等が入り込むのを防ぐ方法です。海外の根の治療の専門医は100%使用していますが、国内ではこのラバーダム防湿を行なっていない医院が多く、日本の歯科医院における根管治療の成功率が低い理由として挙げられるほど、重要な役割をもつ医療器具です。

    当院では症状に合わせてラバーダムを用いた根管治療を行うことが可能です。より質の高い根管治療をご提供しております。

    無菌的処置を目指したラバーダム防湿の実施

ラバーダム防湿を行う主な目的

  • 治療する歯に唾液がかかるのを防ぐ
    (無菌的処置)
  • 治療時に使用する薬品が口の中に
    流れるのを防ぐ
  • 治療時に術野を見えやすくする
  • 器具が誤って口の中に入るのを防ぐ など

ニッケルチタンファイルによる
安全性の向上

  1. 根管治療で感染部位を除去する際には、「ファイル」と呼ばれる専用の医療器具を使用します。従来の歯科医療では、ステンレススチールファイルのみを使用していましたが、根管内は複雑に入り組んでいるため、柔軟性のないステンレススチールファイルでは、汚れを適切に除去しきれないばかりか根管内を傷つけてしまう欠点があります。

    そこで当院では、しなやかな素材の特性を活かして繊細な処置を可能とする「ニッケルチタンファイル(Ni-Tiファイル)」を導入しています。近年、世界的にもスタンダードになりつつあるニッケルチタンファイルの治療技術を習得することで、患者さんの大切な歯を残すために、より安全性と精度の高い根管治療を行なっています。

    ニッケルチタンファイルによる安全性の向上

根管治療の流れ

  1. 根管の拡大・清掃

    マイクロスコープで根管内を拡大して感染部位を映し出します。清掃にはリーマー(ファイル)という専用の器具を使い、感染部位の取り残しがないように隅々まで清掃します。

  2. 根管内の洗浄・消毒

    シリンジで根管を洗浄し、感染部位が大きい場合には超音波洗浄器を併用して徹底的に洗浄します。数回繰り返すことで細菌のいない状態にしていきます。

  3. 根管充填

    根管内に緊密に詰め物をして処置は完了です。細菌が詰め物の隙間から侵入しないよう密閉性の高いものを使用します。

  4. 経過観察・メインテナンス

    治療した歯の経過観察と予防メインテナンスのため定期的な検診にお越しいただき、治療後もしっかりとサポートをさせていただきます。

治療後のメインテナンスの重要性について

治療後のメインテナンスの重要性について

根管治療を受けられた患者さんの中には、「もう痛くないから…」といった理由から、治療後の検査やメインテナンスを怠ってしまう方がいらっしゃいますが、結果として再発に至るケースも少なくありません。歯の根の中は非常に細く複雑な形態をしているため、確実に治して再発を防ぐには、治療後も数回にわたり通院して検査を行う必要があるのです。

根管治療は「大切な歯を残すための治療」であると同時に、根管治療が必要な状態というのは「抜歯になるかどうかの瀬戸際である」とも言えます。ご自身の大切な歯を守るために、治療後の検査やメインテナンスをしっかりと受けるようにしましょう。私たちスタッフ一同、全力でサポートいたします。