オールオン4治療を検討されている方の中には、仮歯の期間はしゃべりにくくなるのではないかと不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
実際、オールオン4の仮歯を装着した直後は、話しにくさや違和感を覚える方もいらっしゃいます。
しかし、その多くは一時的なもので、時間の経過とともに改善していくケースがほとんどです。
この記事では、オールオン4の仮歯でしゃべりにくく感じる理由や滑舌が悪くなる原因、慣れるまでの期間の目安、違和感を軽くするための工夫について、分かりやすく解説します。
オールオン4の仮歯とは
オールオン4の仮歯とは、インプラント手術後に最終的な人工歯が完成するまでの間に装着する歯のことです。
条件が整っている場合には、手術当日に仮歯が装着されることもあり、見た目や噛む機能を早期に回復できる点が良い点です。
ただし、この仮歯は最終的な人工歯とは異なり、あくまで治療途中の歯です。
噛み合わせや形態は、治癒や調整を前提に作られているため、完璧な状態ではありません。
そのため、装着直後は違和感や話しにくさを感じることがありますが、これは異常ではなく、多くの方が通る過程といえます。
仮歯でも自然に見える?
オールオン4の仮歯で
しゃべりにくく感じる理由
オールオン4の仮歯でしゃべりにくく感じる主な理由は、お口の中の環境が大きく変化するためです。
これまで使っていた歯や入れ歯とは形や厚み、舌が触れる位置が変わることで、発音時の感覚にズレが生じます。
特に、舌や唇は非常に繊細な器官であり、わずかな変化でも違和感として感じやすくなります。
また、手術後の腫れや筋肉の緊張も重なり、一時的に発音しづらくなることがあります。
滑舌が悪くなる主な原因
歯の厚みや形が変わる
仮歯は、治療中の歯として強度や安定性を優先して作られるため、これまでの天然歯や入れ歯と比べて厚みを感じやすいことがあります。
特に前歯の裏側や上顎の内側は、発音時に舌が細かく触れる部位であるため、わずかな厚みの変化でも違和感につながります。
その結果、サ行、タ行、ラ行など、舌先の位置が重要な音が発音しづらくなることがあります。
これは仮歯の精度が低いというわけではなく、最終的な人工歯に向けた調整途中であるために起こりやすい現象です。
口周りの筋肉の緊張
オールオン4の手術後は、無意識のうちに口周りや顎の筋肉に力が入りやすくなります。
手術による刺激や違和感に対する防御反応として筋肉が緊張すると、口を大きく開けにくくなったり、舌や唇の動きがぎこちなくなったりします。その結果、発音が不自然になり、しゃべりにくいと感じる原因になります。
この緊張も、時間の経過とともに徐々に和らいでいくことがほとんどです。
仮歯の装着直後に
起こりやすい変化
話すと違和感がある
仮歯を装着した直後は、発音時に歯の存在を強く意識してしまい、話すこと自体に違和感を覚える方が多くいらっしゃいます。
特に人と会話する場面では、ちゃんと話せているかが気になり、余計にぎこちなく感じることもあります。
唾液の量が
増えたように感じる
お口の中に新しい歯が入ると、異物が入ったと脳が判断し、唾液の分泌が一時的に増えることがあります。
これは身体の自然な反応であり、仮歯に慣れてくると徐々に落ち着いていくケースがほとんどです。
口が疲れやすい
仮歯に慣れていない時期は、話すことや噛むことに無意識に力が入りやすくなります。
その結果、口や顎の筋肉が疲れやすくなり、長時間話すとだるくなる、夕方になると顎が重いと感じることがあります。
オールオン4の術後に食べていいもの
仮歯に慣れるまでの
期間の目安
数日から1週間
仮歯を装着してから数日〜1週間ほどは、軽い違和感や発音のしづらさを感じやすい時期です。
この段階では多くの方が同じような感覚を経験します。
腫れや筋肉の緊張が落ち着くことで、違和感は徐々に和らいでいくことが多く、必要以上に心配する必要はありません。
1週間〜2週間
1週間〜2週間ほど経つと、舌や口周りの筋肉が仮歯の形に順応し始め、会話が少しずつスムーズになってきます。
発音の際に意識していた動きが、無意識にできるようになり、仮歯を入れていることを忘れる時間が増えてくる方もいます。
仕事や日常会話の中で、最初より話しやすくなったことを実感しやすい時期です。
1ヵ月前後
1ヵ月前後になると、ほとんどの日常会話では仮歯を意識せずに話せるようになる方が増えます。
この頃には、舌の動きや発音の感覚が安定し、会話によるストレスを感じにくくなります。
ただし、長時間の会話や早口になる場面では、多少の疲れを感じることもあるため、無理をしすぎないことが大切です。
個人差があることを理解する
仮歯に慣れるまでの期間は、手術内容やお口の状態、話す頻度、年齢などによって個人差があります。
また、もともとの歯並びや入れ歯の使用経験の有無、口周りの筋肉の使い方によっても、慣れるスピードは異なります。
周囲と比べて焦る必要はなく、少しずつ慣れていくものだと理解しておくことが大切です。
不安が強い場合や違和感が長引く場合は、我慢せずに歯科医院へ相談しましょう。
無理に慣れようとせず、歯科医師と一緒に様子を見ながら進めることが、安心して治療を続けるためのポイントです。
仮歯の違和感を
軽くするための工夫
ゆっくり話すことを意識する
仮歯に慣れていない時期は、早口になると発音が悪くなりやすいです。
一語一語をはっきり発音する意識を持ち、口の動きを丁寧に使うことで、滑舌が安定しやすくなります。
特に装着直後は、無理に普段通り話そうとせず、ペースを落とすことがポイントです。
声に出して練習する
自宅で本や新聞を音読したり、テレビのニュースを声に出して読むなど、発音の練習を行うことで慣れが早くなります。
人前で話す前に、自宅で声を出す時間を作るだけでも、安心感につながります。
短時間でも毎日続けることが大切です。
違和感を我慢しすぎない
「仮歯だから仕方がない」と違和感を我慢し続けてしまう方もいますが、強い違和感や痛みがある場合は調整が必要なこともあります。
無理をせず、気になる症状があれば早めに歯科医院へ相談しましょう。
仮歯の調整が必要なサイン
話しにくさが長期間続く
数週間以上経っても発音のしづらさが改善しない場合、仮歯の形態や厚みに調整が必要な可能性があります。
我慢を続けるより、早めに相談することで改善につながりやすくなります。
痛みや強い圧迫感がある
会話中や発音時に痛みや強い圧迫感を感じる場合は、噛み合わせや仮歯の当たりが強い可能性があります。
話すたびに歯肉が押される感覚や、顎に違和感が出る場合も調整が必要なサインです。
このような症状は放置せず、早めの確認が大切です。
頬や舌をよく噛んでしまう
仮歯の形が合っていない場合、頬や舌を噛みやすくなることがあります。
特に会話中や食事中に同じ場所を繰り返し噛んでしまう場合は、歯の形態や厚みが影響していることもあります。
繰り返し噛んでしまう場合は、調整によって改善できるケースが多くあります。
日常生活に支障が出ている
仕事での会話や電話応対など、日常生活に大きな支障が出ている場合は、遠慮せず歯科医院に相談しましょう。
快適に過ごせるよう、調整を行うことも治療の一部です。
浮く、外れるなど
会話中や口を動かした時に、仮歯が浮くように感じたり、カチカチとわずかに動く感覚がある場合は注意が必要です。
オールオン4の仮歯は、インプラントの初期固定や噛み合わせのバランスを見ながら装着されているため、治癒の進行や腫れの変化によって、装着当初とフィット感が変わることがあります。
完全に外れてしまうケースは多くありませんが、外れそうで怖いと感じる時点で、調整のタイミングと考えて問題ありません。
仮歯の段階で細かな違和感を伝えておくことは、最終的な人工歯の完成度を高める上でも重要なポイントになります。
仮歯の段階で
注意しておきたいポイント
仮歯は最終形ではない
現在感じている違和感や話しにくさが、最終的な人工歯でも同じとは限りません。
仮歯はあくまで治療途中の歯であり、最終的な仕上がりに向けた調整段階であることを理解しておきましょう。
自己判断で調整しない
仮歯を削ったり、無理に動かしたりすると、破損の原因になります。
違和感がある場合は、必ず歯科医院で調整を受けるようにしましょう。
定期的なチェックを受ける
違和感の早期改善や、最終的な人工歯をより良い状態に仕上げるためには、定期的な診察が欠かせません。
気になることは小さなうちに相談することが、安心して治療を進めるポイントです。
仮歯の違和感は
一時的なことが多い
オールオン4の仮歯によるしゃべりにくさや滑舌の変化は、多くの場合一時的なものです。
お口の中が新しい環境に慣れることで、徐々に自然な会話ができるようになります。
大切なのは、不安を抱え込まず、違和感が強い場合や長引く場合には歯科医院に相談することです。
仮歯の期間は、最終的な人工歯をより良いものに仕上げるための大切なステップと考え、無理のないペースで治療を進めていきましょう。
インプラントについて
相談したい方へ
(60分相談のご案内)
各分野の専門家医と連携した
総合的な治療をご提案しています
-
東京のインプラント専門家医 東京日本橋あさひ歯科では、インプラントに関する「60分相談(CT診断含む)」を実施しております。
当院では、しっかりとカウンセリングの時間を設けて患者さんのお話を丁寧に伺います。
むりに治療を勧めることや、ご納得頂かないまま治療に進むといったことは一切ございませんので、リラックスして何でもお尋ねください。
「信頼できるインプラントの専門家医の意見が聞きたい」、「インプラントが上手い歯医者を探している」
「他院でインプラントを断られてしまった」という方も、どうぞ安心して当院にいらしてください。
セカンドオピニオンにも
対応しております
セカンドオピニオンとは、患者さんがより良い歯科治療を受けようとされる際に、複数の医師に意見を求め、今後の治療や医院選びの参考にしていただくことを目的とします。
当院にはセカンドオピニオンのご相談も多数ございます
- 初めてのインプラントを検討している方
- 治療を引き受けてくれる医院が
見つからない方 - 使用中のインプラントの調子が悪い方
- インプラントのメーカーが分からず
困っている方 - 実績と医学的根拠に基づく確かな治療を
受けたい方 等
上記のようなお悩みを抱え「どこに相談して良いのか困っている」という患者さんの受け皿となれるよう、引き続き努力してまいります。
詳しく見る当院のインプラント
総責任者・担当医について
院長
藤井 政樹
東京医科歯科大学出身/
博士号 取得ドクター
ITI公認インプラントスペシャリスト
(認定医)
当院長は、インプラント治療の世界的な専門家医とされる『ITI公認インプラントスペシャリスト(認定医)』を持つ歯科医師です。東京医科歯科大学歯学部附属病院にて最先端の治療の研鑽を積み、また、歯科医師の先生方に向けた教育・指導者としての役割を担ってまいりました。難症例を含む様々な相談実績、治療経験が豊富にございます。
当院では、通常では大学病院で行うようなケースにおいても、医学的根拠に基づき安全性・確実性を最大限に高めたインプラント治療を行うことが可能です。
藤井 政樹院長は、歯科医師人生の99%をインプラント治療に捧げてまいりました。それら経験を活かし、患者さん一人ひとりのお悩み解決に役立てるよう親身にお応えしております。
インプラントに関してお困りの方は、どうぞ安心して東京のインプラント専門家医「東京日本橋あさひ歯科」にご相談ください。