テレビや映画、舞台で活躍する芸能人は、白く整った歯並びをしていることが多いです。
口元は顔全体の印象を大きく左右し、若々しい、清潔感があるといった好印象を与えます。
しかし、加齢やむし歯、歯周病、事故などで多くの歯を失ってしまうと、このような口元を保つのは難しくなります。
特に全顎に渡って入れる総入れ歯では、笑うと人工歯だと分かるなど、審美面での悩みが聞かれることも多いです。
そんな中、芸能人のような見た目と噛む機能を両立させる治療法として広がっているのがオールオン4です。
ここでは、オールオン4がなぜ芸能人のようなきれいな歯並びと見た目になるのか、その技術的背景、デザインのポイント、素材の選び方、治療の流れ、そして費用や保険適用の可否まで、分かりやすく解説します。
オールオン4とは?
最少4本で全体を支える構造
オールオン4は、歯を失った顎に最少4本のインプラントを埋入し、その上に一体型の人工歯列を固定する治療法です。
通常の全顎インプラントでは8本〜10本程度の埋入が必要になることもありますが、オールオン4では前方に2本、後方に2本という配置によって、必要最小限の本数で全体をしっかり支えられるのが特徴です。
この配置は力の分散効率が高く、咬合力をバランスよく顎全体に伝えることができます。
即日仮歯が入ることも可能
骨の状態や全身の健康状態など条件が整えば、手術当日に仮歯を装着できる即時荷重に対応可能です。
これにより、手術当日から会話や食事などの日常生活を再開でき、長期間歯のない状態で過ごす必要がありません。
特に人前に立つ機会が多い方や、仕事の都合で長いダウンタイムを取れない方に大きなメリットがあります。
骨移植の回避が可能
従来の全顎インプラントでは、顎の骨量が不足している場合、骨造成が必要になるケースが多く、その分治療期間や費用が増える傾向にありました。
しかし、オールオン4は後方のインプラントを斜めに埋入する傾斜埋入法により、骨量の多い部位を効果的に利用できます。
その結果、骨移植を回避できる可能性が高まり、患者様の身体的、経済的負担が軽くなります。
総入れ歯とは違う固定感
オールオン4はインプラントに固定された構造のため、総入れ歯のようにズレたり外れたりする心配がありません。
食事の際にも硬い物や粘着性のある物を安心して噛むことができます。
総入れ歯で感じやすい口の中で動く違和感がなく、吸着のための接着剤使用も不要です。
自然に仕上がる理由(1)
オーダーメイドの設計
顔全体のバランスを踏まえた
デザイン
歯のデザインは単に並べるだけではなく、患者様の顔立ちや口元の動きをトータルで見ながら決定します。
笑顔の時にどの程度歯が見えるか、口角の高さや唇の厚み、さらには横顔のラインとの調和なども重要な要素です。
これにより、正面からだけでなく、横や斜めから見ても美しい口元になります。
ミリ単位での形状調整
歯の幅、高さ、傾き、角の丸みまでミリ単位で調整し、自然で整ったラインを作ります。
上顎前歯のわずかな前方カーブや歯列のアーチ形状を細かく整えることで、若々しさや立体感が生まれ、健康的で明るい印象を与えます。
表情を想定したデザイン
口元の筋肉の動きや笑い方は一人ひとり異なります。
笑った時、会話をしている時、写真を撮られる時など、あらゆる場面で自然な動きと見た目が保たれるように設計が可能です。
自然に仕上がる理由(2)
歯肉のボリューム
歯肉の形態を再構築
歯を失うと歯肉が痩せ、唇や頬が内側に入り込み、老けた印象になります。
人工歯肉で歯肉の厚みと高さを補うことで、口元にふっくら感を取り戻します。
天然の歯肉の色と質感を再現できる
人工歯肉は自然なピンク色で、細かな血管模様や表面の質感も調整可能です。
歯肉部分が人工的に見えるのではないかと不安に思う方もいらっしゃいますが、近くで見ても本物のように見えるデザインです。
オールオン4に歯茎がついている理由自然に仕上がる理由(3)
人工歯部分の透明感と色調
天然歯の色調を再現
先端部分の半透明感から根元のやや濃い色へのグラデーションなど、天然歯特有の色彩変化を細かく調整して作ることができます。
光の透過を考えた仕上げ
天然歯は光の透過性があります。
オールオン4でも室内光や自然光など光源が変わっても歯が美しく見えるよう、素材と表面仕上げを調整します。
素材の選択肢も豊富
ジルコニアやセラミックなど、審美性と耐久性を両立する素材を選択できます。
いくつもの素材があるため、その方のライフスタイルに合ったものを選んで仕上げることが可能です。
上部構造の素材選びについて自然に仕上がる理由(4)
一体型で全体の調和が
取りやすい
全歯の色と形の統一
人工歯部分と歯肉部分を同時に設計できるため、部分的な色の差や形のバラつきがなく、全体として統一感のある口元に仕上がります。
左右バランスの最適化
左右の歯列が完全に対称になるよう、歯の形や高さ、傾きまでしっかりとデザインすることが可能です。
保険適用の可否
オールオン4は、基本的にほとんどのケースで健康保険の適用外となります。
これは、オールオン4が審美性や快適性の向上を主な目的とした自由診療に分類されるためです。
保険が適用されるのは、あくまでも機能回復を最低限満たす治療に限られており、見た目や装着感の良さを追求した治療法は対象外とされています。
ただし例外として、先天的に歯が欠損している場合や、がんや外傷などで顎の骨や歯を大きく失い、腫瘍切除後の再建治療としてオールオン4が選択される場合など、特殊な医療的背景があるケースでは保険適用となる可能性があります。
費用は自由診療となるため、地域や歯科医院の設備、使用する素材によって差はありますが、片顎あたりおおよそ200万〜400万円程度が相場です。両顎に行う場合はその倍程度になることが一般的です。
この金額には、診断、手術、人工歯製作、術後の調整などが含まれる場合が多いですが、医院によっては仮歯代や追加のメンテナンス費用が別途必要になることもあります。
初期費用だけを見ると高額に感じられますが、オールオン4は耐久性や快適性に優れ、しっかりメンテナンスを行えば10年以上の長期使用が可能です。
総入れ歯のような定期的な作り替えや接着剤の使用も不要で、噛む力や会話のしやすさも天然歯に近いレベルまで回復します。
これらの点を考慮すると、長期的には費用対効果の高い選択肢といえるでしょう。
オールオン4が保険適用されない理由と費用負担を抑える方法
芸能人のような口元を
維持するために
定期メンテナンス
オールオン4治療を受けた後、きれいな口元をより長く保つためには、3ヵ月〜6ヵ月ごとに歯科医院でのプロフェッショナルクリーニングを受けることが大切です。
定期的なメンテナンスでは、日常のブラッシングでは落としきれない着色や歯石を除去できます。
また、インプラント周囲の状態や噛み合わせのチェックも同時に行うため、トラブルの早期発見と予防につながります。
マウスピースの利用
夜間の無意識な食いしばりや歯ぎしりは、人工歯に大きな負担をかけ、摩耗や破損の原因となります。
そのため、歯ぎしりや食いしばりがある方は、就寝時には専用のナイトガードを使用することをおすすめします。
丁寧なセルフケア
歯ブラシによるブラッシングだけでなく、清掃補助用具を使用して、歯と歯の間や歯肉との境目までしっかり清掃しましょう。
特にインプラント周囲は汚れが溜まりやすく、放置すると炎症や腫れの原因となります。
正しいセルフケアの方法は、歯科医師、歯科衛生士から指導を受けて習慣化することが大切です。
食生活の見直し
カレーや赤ワイン、コーヒー、紅茶などは着色の原因となる食品です。
これらを摂取した際には、できるだけ早めに水で口をすすぐか、軽くブラッシングすることで着色を防げます。
白い歯を長く維持するためにも飲食物の選択に気をつけましょう。
オールオン4で
白い歯を手に入れる
オールオン4は、単に歯を入れるだけでなく、芸能人のような口元をトータルデザインできる治療法です。
歯並び、歯の形、色調、歯肉のラインまですべてを計算し、素材や色味を選ぶことで、第一印象を大きく変えることができます。
基本的には自由診療となりますが、審美性、機能性、耐久性の高さから、長期的な満足度は高い治療といえるでしょう。
インプラントについて
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「信頼できるインプラントの専門家医の意見が聞きたい」、「インプラントが上手い歯医者を探している」
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セカンドオピニオンとは、患者さんがより良い歯科治療を受けようとされる際に、複数の医師に意見を求め、今後の治療や医院選びの参考にしていただくことを目的とします。
当院にはセカンドオピニオンのご相談も多数ございます
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総責任者・担当医について
院長
藤井 政樹
東京医科歯科大学出身/
博士号 取得ドクター
ITI公認インプラントスペシャリスト
(認定医)
当院長は、インプラント治療の世界的な専門家医とされる『ITI公認インプラントスペシャリスト(認定医)』を持つ歯科医師です。東京医科歯科大学歯学部附属病院にて最先端の治療の研鑽を積み、また、歯科医師の先生方に向けた教育・指導者としての役割を担ってまいりました。難症例を含む様々な相談実績、治療経験が豊富にございます。
当院では、通常では大学病院で行うようなケースにおいても、医学的根拠に基づき安全性・確実性を最大限に高めたインプラント治療を行うことが可能です。
藤井 政樹院長は、歯科医師人生の99%をインプラント治療に捧げてまいりました。それら経験を活かし、患者さん一人ひとりのお悩み解決に役立てるよう親身にお応えしております。
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