東日本橋あさひ歯科

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インプラントがぐらつく・
動くときは要注意!
考えられる原因と対処法

インプラントはしっかり固定されて長持ちする治療です。

そのため、治療後しばらく経ってインプラントがぐらついているように感じる時は要注意です。
本来、インプラントは顎の骨と強固に結合しているため、ぐらつくことはありません。
そのため、少しでも動きを感じる場合は、何らかのトラブルが起きているサインと考えましょう。

放置すると、炎症や骨の吸収が進行し、最悪の場合インプラントを失うこともあります。
ここでは、インプラントがぐらついたり動いたりする原因と、受診までの注意点、正しい対処法について詳しく解説します。

インプラントがぐらつくと
感じる3つのパターン

1)人工歯が緩んでいる

最も多いケースは、人工歯の部分が外れかけている状態です。

インプラントの上には被せ物が取り付けられていますが、この部分はセメントやスクリューで固定されています。
接着剤が劣化したり、スクリューが緩んだりすると、クラウンが動くように感じることがあります。

この場合、骨に埋め込まれたインプラント体は動いていません。
比較的軽度のトラブルで、歯科医院で再固定、再装着することで治せることがほとんどです

2)アバットメントが緩んでいる

人工歯とインプラント体をつなぐアバットメントという金属の土台が緩む場合もあります。

これは、噛み合わせのバランスが崩れたり、歯ぎしりの癖などで長期間力が加わったりした結果起こります
ネジのわずかな緩みでも、噛んだ時に揺れを感じるようになります。
放置すると内部に細菌が侵入して炎症を起こすことがあるため、早めのチェックが必要です。

3)インプラント体が動いている

最も深刻なケースが、骨に埋まっているインプラント体自体が動いている状態です。

これは、骨とインプラントの結合が失われたサインであり、通常の状態では決して起こりません。
インプラント周囲炎や骨吸収、あるいは手術後の結合不良が原因として考えられます。
早急に治療を行わなければ、最終的にインプラントが脱落してしまう可能性があります

ぐらつく原因①
噛み合わせの不調

インプラントは、天然歯のように歯根膜というクッションがないため、噛む力を直接骨に伝えます。

そのため、噛み合わせがわずかにずれているだけでも、1本のインプラントに過剰な力が集中し、ネジの緩みや骨のダメージにつながります
特に、夜間の歯ぎしり、食いしばりは注意が必要です。
強い咬合力が毎日かかり続けると、上部構造やアバットメントが徐々に緩み、最終的にはぐらつきを感じるようになります。

対処法

  • 噛み合わせのチェックと調整を
    歯科医院で受ける
  • ナイトガードを装着して力を分散する
  • 日中の食いしばり癖にも注意し、
    意識的に歯を離す習慣をつける

ぐらつく原因②
インプラント周囲炎

歯周病と同じように、インプラントの周囲にプラークがたまり、細菌が増えることで起こるのがインプラント周囲炎です。

初期の段階では歯肉が軽く腫れる、歯磨きの際に出血するなどの症状が見られますが、進行すると感染が深部へ広がり、骨が溶け始めてインプラントが支えを失っていきます。
特に注意したいのは、痛みを感じにくいまま進行する点です

天然歯のように神経がないため、違和感を感じた時にはすでに骨吸収が進んでいるケースも少なくありません。
放置するとインプラントが動揺し、最終的には脱落してしまうこともあります。

主な症状

  • 歯肉の腫れや赤み、押すと痛む
  • 歯磨きの際や食事中の出血
  • 膿が出る、または口臭が強くなる
  • 噛んだときの痛みや違和感
  • インプラントのわずかな動揺、
    浮いたような感覚

これらの症状が1つでもある場合は、早急に歯科医院でのチェックが必要です。
一見すると歯肉だけの軽い炎症に見えても、内部では骨の破壊が進行していることがあります。

原因となる要素

  • セルフケア不足
  • 定期的なメンテナンスを受けていない
  • 喫煙による血流悪化と免疫力の低下
  • 糖尿病などの全身疾患
  • 噛み合わせ不良や強い咬合圧

特に、喫煙はインプラント周囲炎の最大リスク要因の一つです。
ニコチンが毛細血管を収縮させ、歯肉への血流を悪化させるため、炎症が起きても治りにくく、骨吸収を早めます。

また、糖尿病や自己免疫疾患のある方も感染リスクが高く、メンテナンス間隔を短く設定する必要があります。

対処法

インプラント周囲炎の治療は、早期であれば歯科医院でのクリーニングと薬剤治療で改善が可能です。

プラーク、歯石などを除去し、感染部分に抗菌薬やレーザー治療を併用することで炎症を抑えます。
中等度以上に進行している場合は、歯肉を一部開いて内部の汚れを除去し、必要に応じて骨再生や歯肉移植を行う外科的治療が必要です。
ただし、治療後も再発の防止が最も重要です。
再発を防ぐためには、以下のことを習慣化しましょう。

  • 歯肉の際を意識したブラッシング
  • デンタルフロス、歯間ブラシの毎日使用
  • 3ヵ月〜6ヵ月ごとの定期メンテナンスでの
    チェックとクリーニング

こうした専門的ケア+自宅ケアの両立こそが、インプラントを長期に安定させる鍵です。

インプラント周囲炎とは?

ぐらつく原因③
骨との結合不良

インプラント手術後は、通常3ヵ月〜6ヵ月かけて骨とインプラント体がしっかりと結合します
この結合が得られないと、インプラントが動揺したまま安定しません。

原因の一例

  • 骨量が不足していた
  • 手術直後に強い力がかかった
  • 喫煙、糖尿病などで骨の治癒力が
    低下していた
  • 感染が起きていた

この場合、再手術によって新たなインプラントを埋入することになります。
ただし、早期に発見すれば骨再生処置などで対応できる可能性もあります。

インプラントの「土台」とは?

ぐらつく原因④
アバットメントやネジの緩み

インプラントは、人工歯を支えるアバットメントをネジで固定する構造になっています。
長年の使用や咬合力の偏り、またはネジの金属疲労などによって、締め付けの力が少しずつ緩むことがあります。

放置すると振動が生じ、さらに緩みが進行して、最終的には部品の破損や脱落につながります。

対処法

歯科医院で専用のトルクレンチを使用し、ネジの締め直しや交換を行います。

破損している場合は、新しいパーツへの交換が必要です。

この段階で修復すれば、インプラント体への影響は最小限で済みます。

ぐらつくときに
やってはいけないこと

1)自分で押して確かめる

動いているかどうか気になる気持ちは分かりますが、舌や指で押したり揺らしたりする行為は厳禁です。

インプラントの周囲組織に負担をかけ、炎症や骨吸収を悪化させるおそれがあります。
特に繰り返し触ることで細菌が入り込み、感染を広げてしまうリスクもあります。

2)強く噛む、硬いものを食べる

ぐらつきを感じている状態で硬いものを噛むと、インプラント体やアバットメントに過度な力がかかり、ネジの緩みや破損、上部構造の脱落につながることがあります。

特にナッツ、氷、スルメ、フランスパン、ステーキなどの噛み応えがある食品は避け、柔らかい食事に切り替えましょう

3)市販の接着剤などを使って
直そうとする

ご自身の判断で市販の瞬間接着剤などを使用するのは絶対に避けましょう。
接着剤の成分が歯肉や人工歯を傷めたり、内部で化学反応を起こしたりして細菌が繁殖しやすくなる場合があります。

見た目が一時的に直っても、内部のトラブルが悪化して後の治療が複雑化するケースが多く見られます

4)痛みがないからと放置する

ぐらつくけど痛くないから大丈夫と放置すると、炎症や骨の吸収が進行し、最悪の場合インプラントの脱落につながることもあります。

小さな違和感の段階で歯科医院に相談することで、再固定やクリーニングで済むことも少なくありません

5)自己判断で薬を使用する

痛み止めや抗生物質を自己判断で服用すると、症状が一時的に和らぐだけで、根本的な原因を見逃すおそれがあります。

特に抗生物質の誤用は耐性菌を生む原因にもなるため、必ず歯科医師の指示に従いましょう。

インプラントがぐらつく時はできるだけ早い歯科受診を

インプラントがぐらつくと感じたら、早めの受診が何よりも大切です。原因が人工歯やネジの緩みであれば、短時間の調整で済むこともあります。

しかし、骨や歯肉に問題がある場合は、放置するとインプラント自体が失われることもあります。ぐらつきは小さな違和感から始まります。
「気のせいかも」と思わず、その段階で受診することで、再治療や除去を防げる可能性が高くなります。

インプラントを長持ちさせるためには、日々のセルフケア、定期的なチェック、正しい生活習慣が何よりの予防策です。
万一のときも、早期発見、早期対応で、再び安心して噛める状態を取り戻しましょう。

治療後の後悔・トラブルについて

インプラントについて
相談したい方へ
(60分相談のご案内)

各分野の専門家医と連携した
総合的な治療をご提案しています

  1. 東京のインプラント専門家医 東京日本橋あさひ歯科では、インプラントに関する「60分相談(CT診断含む)」を実施しております。

    当院では、しっかりとカウンセリングの時間を設けて患者さんのお話を丁寧に伺います。
    むりに治療を勧めることや、ご納得頂かないまま治療に進むといったことは一切ございませんので、リラックスして何でもお尋ねください。

    60分相談のご案内

「信頼できるインプラントの専門家医の意見が聞きたい」、「インプラントが上手い歯医者を探している」
「他院でインプラントを断られてしまった」という方
も、どうぞ安心して当院にいらしてください。

セカンドオピニオンにも
対応しております

セカンドオピニオンとは、患者さんがより良い歯科治療を受けようとされる際に、複数の医師に意見を求め、今後の治療や医院選びの参考にしていただくことを目的とします。

当院にはセカンドオピニオンのご相談も多数ございます

  • 初めてのインプラントを検討している方
  • 治療を引き受けてくれる医院が
    見つからない方
  • 使用中のインプラントの調子が悪い方
  • インプラントのメーカーが分からず
    困っている方
  • 実績と医学的根拠に基づく確かな治療を
    受けたい方 等

上記のようなお悩みを抱え「どこに相談して良いのか困っている」という患者さんの受け皿となれるよう、引き続き努力してまいります。

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当院のインプラント
総責任者・担当医について

東京日本橋あさひ歯科院長
東京日本橋あさひ歯科
院長

藤井 政樹

東京医科歯科大学出身/
博士号 取得ドクター
ITI公認インプラントスペシャリスト
(認定医)

当院長は、インプラント治療の世界的な専門家医とされる『ITI公認インプラントスペシャリスト(認定医)』を持つ歯科医師です。東京医科歯科大学歯学部附属病院にて最先端の治療の研鑽を積み、また、歯科医師の先生方に向けた教育・指導者としての役割を担ってまいりました。難症例を含む様々な相談実績、治療経験が豊富にございます。

当院では、通常では大学病院で行うようなケースにおいても、医学的根拠に基づき安全性・確実性を最大限に高めたインプラント治療を行うことが可能です。

藤井 政樹院長は、歯科医師人生の99%をインプラント治療に捧げてまいりました。それら経験を活かし、患者さん一人ひとりのお悩み解決に役立てるよう親身にお応えしております。

インプラントに関してお困りの方は、どうぞ安心して東京のインプラント専門家医「東京日本橋あさひ歯科」にご相談ください。

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日付:

インプラントが抜けた・
外れた?考えられる原因と
対処法を
歯科医が解説

インプラントは骨と結合して固定されるため、通常は簡単に外れることはありません。
しかし、人工歯や内部のネジ、あるいは土台部分が緩む、脱落するなど、外れたように感じるトラブルは実際に起こり得ます。

そのように感じる原因を正しく見極め、早めに対処することが大切です。
ここでは、インプラントが抜けた・外れたと感じた時に考えられる原因と、放置してはいけない理由、そして正しい対処法を詳しく解説します。

インプラントが抜けた・
外れたと感じる主なケース

1)人工歯が外れた

比較的多いトラブルが、人工歯だけが外れるケースです。
インプラントは大きく分けて、人工歯、アバットメント、上部構造の3つのパーツで構成されています。
人工歯のみが外れた場合、フィクスチャー自体が抜けたわけではないため、比較的簡単に再装着が可能です。

2)アバットメントが緩んだ、外れた

人工歯を支えるアバットメントと呼ばれる金属の土台が緩むこともあります。
この部分はフィクスチャーとスクリューで連結されていますが、ネジが緩むと、揺れたり外れたりすることがあります
放置すると内部に細菌が侵入し、インプラント周囲炎の原因になるため注意が必要です。

3)人工歯根が抜けた

最も深刻なのが人工歯根ごと外れるケースです。
これは、骨と結合していたインプラント体が脱落した状態を指します。
自然に抜けることはほとんどなく、強い炎症や骨吸収が進行しているサインと考えられます。

インプラントが外れる原因

1)良くない噛み合わせ

インプラントは天然歯と違い、歯根膜がないため衝撃を吸収できません
噛み合わせが良くないと、インプラントに過剰な力が集中し、ネジの緩みや上部構造の破損につながります。

特に、治療後に歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、マウスピースの使用で力を分散することが推奨されます。

2)インプラント周囲炎

インプラントの周囲にプラークがたまり、細菌感染を起こすとインプラント周囲炎になることがあります。

これは、天然歯でいう歯周病に似た状態で、歯肉の炎症から始まり、進行すると骨が吸収してインプラントが支えを失います。
この状態になると、フィクスチャーが動く、抜けるなどの症状が出ます。

インプラント周囲炎とは?

3)骨との結合不良

インプラントは、手術後に骨としっかり結合して初めて安定します。
しかし、喫煙、糖尿病、免疫疾患、過度な咬合力などの影響で骨の治癒が妨げられると、十分に結合しないまま動いてしまうことがあります。

この場合、手術後まもなくインプラントが脱落することが多く、再手術や骨造成が必要になるケースもあります。

4)メンテナンス不足

痛みもないし問題ないと放置してしまうと、インプラントの土台部分に汚れや歯石が付着し、徐々に炎症が進行します。

歯科医院での定期メンテナンスでは、専用器具でインプラント周囲を清掃し、噛み合わせのチェックも行います。
3ヵ月〜6ヵ月ごとの受診を続けることで、外れるリスクを減らすことができます

インプラントが外れたときの正しい対処法

1)まずは外れた部品を保管して
歯科医院へ

上部構造やネジが外れた場合、それらのパーツを捨てずに保管してください。
人工歯根が外れた時以外は、元の部品を再装着できる場合が多く、再作製のコストや期間を抑えることができます。

ティッシュではなく清潔な容器に入れて持参しましょう。

2)自分で戻そうとしない

外れた人工歯やネジを自己判断で押し込むと、内部のネジ穴が破損したり、内部に細菌が侵入して感染したりする危険があります。

必ず歯科医院で原因を確認して処置を受けましょう

3)痛み、腫れがある場合は早急に受診

痛みや膿、歯肉の腫れがある場合は、インプラント周囲炎が進行している可能性があります。

炎症が広がると、インプラントの再装着が難しくなることもあります
症状が軽くても早めの診察で再治療の負担が軽くなります。

応急処置のポイント

1)強く噛まない

インプラントが外れた状態で噛むと、内部構造やネジ部分にさらなる負担がかかり、状態を悪化させる恐れがあります。

患部のある側ではできるだけ噛まないようにしましょう。

2)硬い食べ物を避ける

おせんべい、ナッツ、フランスパン、氷などの硬い食品は、わずかに残っている接合部や周囲の歯肉に大きな力をかけてしまいます。

インプラントが不安定な状態でこれらを噛むと、さらに動揺が強くなり、内部のネジや骨との結合部分を損傷させる可能性があります。

柔らかいごはん、スープ、ヨーグルト、煮物など、刺激の少ない柔らかい食事を選びましょう。

3)患部を舌や指で触らない

気になって舌や指で触ってしまう方が多いですが、これは感染の大きな原因になります。
外れた箇所の周囲は炎症を起こしやすく、細菌が入り込みやすい状態です。

特に、手指は想像以上に多くの雑菌を含んでいるため、触ることで腫れや膿の原因になることがあります。

外れていてもそのままにし、清潔を保ちながら歯科医院で診てもらうようにしてください。

4)うがいは優しく行う

出血や違和感があると強くうがいをしたくなりますが、勢いの強いうがいは逆効果です。
血餅と呼ばれる自然なかさぶたのような組織が剥がれてしまうと、治癒が遅れたり痛みが増したりすることがあります。

ぬるめの水または薄い食塩水で、口を軽くすすぐ程度にとどめてください。
また、市販のうがい薬を使用する場合は刺激の強いアルコールタイプを避け、ノンアルコールタイプを選ぶと安心です。

5)痛みが強い場合は
市販の鎮痛薬を使用しても良いが、
必ず翌日には受診

痛みが強いときは、市販の鎮痛薬を一時的に服用して構いません

ただし、薬はあくまで痛みを一時的に和らげるためのものです。
根本的な原因が解決されないまま放置すると、炎症が進行し、インプラントの再装着が困難になることもあります。

痛み止めを使っても、できるだけ翌日中に歯科医院を受診しましょう。

再装着、再治療の流れ

1)人工歯が外れただけの場合

人工歯のみが外れた場合は、比較的軽度のトラブルです。
外れた部分に破損や変形がなく、内部のネジやアバットメントが問題なければ、そのまま再装着できることもあります。

ただし、外れた原因が人工歯自体や接着剤の劣化や噛み合わせである場合は作り直しが必要になります

人工歯根自体に問題がない場合は、通常の被せ物作製と同じ治療内容になります。

2)アバットメントから外れた場合

アバットメントとは、人工歯根と人工歯をつなぐ中間部分です。

この部分が緩んだり外れたりした場合でも、ネジや構造体に破損がなければ再固定が可能です。

ただし、ネジのゆるみが繰り返される場合は、ネジの劣化や、噛み合わせの力が過度にかかっているなどの原因が考えられるため、必要に応じて新しいアバットメントに交換する場合もあります。

3)人工歯根が抜けた場合

人工歯根が骨から外れてしまった場合は、最も慎重な対応が必要です。
まずはCT撮影で骨の状態を詳しく確認し、感染や骨吸収の有無を診断します。
骨の量や質が十分であれば、同じ部位に再度インプラントを埋入できる場合もあります。
しかし、炎症や骨の欠損がある場合は、すぐに再手術を行わず、まずは洗浄、消毒と炎症の沈静化を優先します。

骨の再生が必要な場合には、骨造成やソケットリフトなどの再生療法を行い、数ヵ月〜半年ほどの治癒期間を経てから再インプラントを手術をします

この期間中は仮歯や入れ歯で見た目や噛む機能を補いながら、次の治療に備えます。

歯が抜けたままにしてしまうとどうなる?

インプラントを長持ちさせるための予防とケア

1)毎日のセルフケア

インプラント周囲炎を防ぐためには、歯とインプラントの境目を意識したブラッシングが重要です。

歯ブラシを歯肉との境界に45度の角度で当て、1本ずつ小刻みに動かしましょう。
歯間ブラシやデンタルフロスも使用すると、汚れの除去率が上がります。

2)定期的なメンテナンス

3ヵ月〜6ヵ月ごとの定期検診では、歯科衛生士によるプロフェッショナルクリーニングや、噛み合わせチェックを行います。

早期にネジの緩みや炎症を発見できます。

3)歯ぎしり、食いしばりへの対策

夜間の強い咬合力がインプラント脱落の原因になることもあります。

就寝時に装着するナイトガードで負担を軽くしましょう。

4)生活習慣の見直し

喫煙やバランスの悪い食生活は血流を悪化させ、治癒力や免疫力を低下させます
禁煙、節煙を意識し、栄養バランスの取れた食事を心がけることが、長持ちの第一歩です。

インプラントの正しいケア方法とは?

インプラントが抜けた・
外れた時はすぐに受診

インプラントが抜けた・外れたと感じた場合でも、原因が人工歯やネジなどの緩みであれば、早めの受診で修復できます。
しかし、放置するとインプラント周囲炎や骨吸収が進行し、再治療が難しくなることもあります。

外れた部品は保管し、なるべく早く歯科医院に連絡しましょう。
再装着後も、定期的なメンテナンスと丁寧なセルフケアを続けることで、インプラントは10年、20年と長く使い続けることができます。
不安を感じたら自己判断せず、信頼できる歯科医に相談しましょう。

インプラントについて
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総合的な治療をご提案しています

  1. 東京のインプラント専門家医 東京日本橋あさひ歯科では、インプラントに関する「60分相談(CT診断含む)」を実施しております。

    当院では、しっかりとカウンセリングの時間を設けて患者さんのお話を丁寧に伺います。
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「信頼できるインプラントの専門家医の意見が聞きたい」、「インプラントが上手い歯医者を探している」
「他院でインプラントを断られてしまった」という方
も、どうぞ安心して当院にいらしてください。

セカンドオピニオンにも
対応しております

セカンドオピニオンとは、患者さんがより良い歯科治療を受けようとされる際に、複数の医師に意見を求め、今後の治療や医院選びの参考にしていただくことを目的とします。

当院にはセカンドオピニオンのご相談も多数ございます

  • 初めてのインプラントを検討している方
  • 治療を引き受けてくれる医院が
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    困っている方
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当院のインプラント
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東京日本橋あさひ歯科院長
東京日本橋あさひ歯科
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藤井 政樹

東京医科歯科大学出身/
博士号 取得ドクター
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(認定医)

当院長は、インプラント治療の世界的な専門家医とされる『ITI公認インプラントスペシャリスト(認定医)』を持つ歯科医師です。東京医科歯科大学歯学部附属病院にて最先端の治療の研鑽を積み、また、歯科医師の先生方に向けた教育・指導者としての役割を担ってまいりました。難症例を含む様々な相談実績、治療経験が豊富にございます。

当院では、通常では大学病院で行うようなケースにおいても、医学的根拠に基づき安全性・確実性を最大限に高めたインプラント治療を行うことが可能です。

藤井 政樹院長は、歯科医師人生の99%をインプラント治療に捧げてまいりました。それら経験を活かし、患者さん一人ひとりのお悩み解決に役立てるよう親身にお応えしております。

インプラントに関してお困りの方は、どうぞ安心して東京のインプラント専門家医「東京日本橋あさひ歯科」にご相談ください。

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日付:

インプラントと矯正、
どっちが先?
インプラント後でも
矯正は可能?
治療の順序・
注意点を
わかりやすく解説

無題ドキュメント

歯列矯正で歯並びを整えるのと同時に失った歯をインプラントで補いたいという希望がある場合、「矯正とインプラント、どちらを先にやるべきか?」という疑問が必ず出てきます。
また、すでにインプラントを入れている人からは、今からでも矯正できるのか、インプラントは動かせるのかといった声も多く寄せられます。

インプラントは天然歯と違って骨と直接結合して動かないため、治療の順序を誤ると矯正計画に支障が出る可能性もあります。

ここでは、インプラントと矯正の正しい治療順序、インプラント後でも矯正が可能かどうか、また治療を受ける際の注意点を分かりやすく解説します。

インプラントと歯根膜の関係

天然歯は、歯根膜という薄い膜によって歯槽骨とつながっています。
歯根膜はクッションの役割を果たすだけでなく、矯正治療で歯を動かす際に重要な働きを担っています。

歯根膜が押された方の歯槽骨は吸収を始め、引っ張られた方の歯槽骨は増生を始めるという特徴があります。
矯正治療は、この作用を利用して歯を動かしています。

一方で、インプラントには歯根膜が存在しません。
インプラント体は顎の骨と直接結合するため、力がかかっても動くことはありません。

インプラントと矯正は
どちらを先に行うべき?

原則的には矯正治療を先に行う

矯正治療は、歯を少しずつ動かして歯並びや噛み合わせを整える治療です。

一方、インプラントは骨と直接結合する人工歯根であり、一度埋入すると動かすことはできません。

そのため、矯正を先に行って歯列の最終形態を作り、そのスペースに合わせてインプラントを入れるのが適切な治療の順序です。

インプラントを先にすると
問題が起こる理由

インプラントを先にすると、矯正治療で歯列を整えようとしても動かせない人工歯が障害物となり、自由な動きができません。

インプラントを避けて無理に歯を動かすことで、隣在歯に負担がかかったり、仕上がりが審美的に不十分になったりするリスクがあります。

例外的にインプラントを
先に行うケース

ただし、必ずしも全てのケースで矯正治療を先に行う訳ではありません。

例えば奥歯を失っていて矯正装置の支えが不足している場合、まず奥歯にインプラントを入れて固定源として利用することがあります。
この場合、インプラント自体を動かすことはできませんが、矯正治療を進める上で安定した支点となり、他の歯を効率的に動かす助けになります。

また、全体的な矯正を希望せず、前歯の見た目だけを改善したい場合には、奥歯のインプラントを行った後に部分矯正を行うこともあります。

矯正歯科医とインプラントを行う
歯科医師の連携

インプラントを含む治療では、どちらを先に治療するかを一人の歯科医師だけで判断するのではなく、矯正歯科医とインプラントを行う歯科医師が協力して治療計画を立てることが望ましいです。

歯を失った部位や残存歯の状態、顎の骨量や歯周病の有無などによって最適解は変わるため、患者様ごとの判断が必要となります。

インプラントの仕組み・構造とは? インプラントと歯並びの関係について

すでにインプラントを
入れていても矯正は可能?

インプラントを入れていても
矯正は可能だが、制限がある

すでにインプラントが埋入されている状態でも、矯正自体は可能です。

しかし、矯正の治療計画には制約が加わります。
例えば、歯列全体を大きく後方に下げたいケースでは、インプラントが邪魔をして希望の位置まで動かせないことがあります。

また、前歯部にインプラントがある場合は、歯列を整えてもその部分だけ位置がずれたまま残る可能性があります。

インプラントを入れた状態の矯正で
できる工夫

すでにインプラントが入っている状態の矯正治療には制限がありますが、工夫の余地はあります。

例えば、残っている天然歯を動かして全体的な咬合バランスを改善し、最終的にはインプラントの被せ物の形態を微調整することで、見た目や噛み合わせを整える方法があります。

インプラント再埋入

どうしても既存のインプラントが治療の妨げとなる場合、一度インプラントを撤去し、矯正終了後に改めて埋入する方法もあります。

ただしこの方法には注意点があります。 撤去に伴う骨量の減少、再手術の外科的リスク、治療費の増加など、患者様への負担が大きくなる可能性があるため、実際に選択されるのはごく一部のケースに限られます。

特に注意が必要なケース

多数の歯をインプラントで補っている場合、矯正治療の選択肢はさらに限られてきます。

複数のインプラントが固定された状態では、歯列全体を大きく移動させることが難しく、矯正できる範囲が制限されるからです。

特に前歯や小臼歯部など、見た目や咬合関係に大きく関わる部分にインプラントが複数埋入されていると、歯列の調整に自由度がなくなります。

そのため、多数の歯の欠損がある患者様は、矯正とインプラントの治療順序や方法をより慎重に検討する必要があります。

矯正とインプラントを
組み合わせる治療のメリット

歯列全体のバランスが取れる

矯正で歯列を整えてからインプラントを埋入することで、人工歯をより良い位置に配置できます。
これにより見た目が良くなり、噛み合わせの上下関係や左右のバランスも整います。

特に全顎的な咬合調整が必要な場合に効果を発揮し、噛む力を均等に分散させることが可能となります。

残存歯を守れる

矯正で歯並びや噛み合わせを整えてからインプラントを入れると、特定の歯だけに過度な負担がかかるのを防げます。
天然歯が長期的に健康を保てるだけでなく、インプラントにかかる咬合力も分散され、両者が調和して機能することにつながります。

結果として、歯周病や咬耗などのリスクを減らし、長期的に口腔内全体を安定させることができます。

将来的なトラブルを防げる

治療の順序を誤ると、矯正後に咬合のズレが生じたり、インプラント周囲炎の原因となる咬合性外傷が発生するリスクがあります。 正しい順序で進めれば、こうした合併症を防げます。

治療全体の予測性が高まる

矯正とインプラントを組み合わせることで、治療後のゴールがより明確にイメージできます。

矯正によって確保されるスペースにインプラントを入れるため、予後の安定性が高まり、結果として長持ちする治療を行えます。

治療順序を決めるための
診断と治療の流れ

精密検査

まず、CT撮影や模型分析を通じて骨量や骨質を確認し、矯正とインプラント双方に対応できる基盤があるかを調べます。

口腔内スキャナーでデジタルデータを取得すると歯列全体のシミュレーションが可能となり、治療計画の精度が上がります。

治療計画の立案

矯正歯科医とインプラントを行う歯科医師が連携し、治療のゴールを設定します。
例えば「前歯部を後退させてから、上顎の欠損部にインプラントを入れる」といった順序を決定します。

患者様の歯を失った位置や咬合関係によって最適な治療の順序は変わるため、治療を担当する医師同士の連携は治療計画に欠かせません。

患者様への説明

治療の流れや期間、費用、仕上がりのイメージを説明し、患者様が納得した上で治療を進めます。

特に、どの程度歯並びを整えられるか、矯正治療後のインプラントは問題なく行えるか、被せ物を作り直す可能性があるかなどは、事前に必ず共有されるべきポイントです。

矯正治療

事前のシミュレーションに基づいて、ワイヤー矯正やマウスピース矯正を用いて歯列を動かしていきます。

矯正治療の期間は症例によって異なりますが、数ヵ月から2年以上かかることもあります。
矯正治療中は定期的な調整が必要となり、治療の進行に応じてインプラント埋入のタイミングを見極めます。

インプラント治療

矯正によって最終的な歯列が整ったら、矯正治療で確保したスペースに合わせてインプラントを埋入します。

インプラント埋入後は骨との結合を待つ期間(通常3ヵ月〜6ヵ月程度)を経て、上部構造を装着します。

メンテナンス

矯正治療とインプラント治療を終えた後も、定期的なメンテナンスは欠かせません。

矯正後治療は後戻りを防ぐために一定の期間、保定装置を使用し、歯並びが安定するまで経過を見守る必要があります。

インプラントは天然歯のように歯根膜がないため、歯周病菌に対する抵抗力が弱く、インプラント周囲炎のリスクがあります。
そのため、治療後も歯科医院での定期的なクリーニングや噛み合わせのチェックを続けることが重要です。

また、家庭でも歯ブラシに加えてフロスや歯間ブラシを使用し、残存歯とインプラントの両方を清潔に保つ習慣が求められます。

矯正とインプラントは
計画的な順序がカギ

矯正とインプラントを併用する場合、基本的には矯正を先に行い、矯正治療後にインプラントを入れるという流れがよいとされています。

歯を動かせるうちに歯列を作り、その完成形に合わせて動かせない人工歯を配置することで、見た目も噛み合わせも整います。

すでにインプラントが入っている状態でも矯正は可能ですが、動かせない歯が障害となり、仕上がりに制限が出ることもあります。
ただし、工夫や補綴の再調整によって改善できる範囲もあるため、完全に不可能というわけではありません。

治療の成功には、矯正歯科医とインプラントを行う歯科医師の連携が不可欠です。
自分の希望やライフスタイル、将来の健康までを見据えた計画を立てることで、長期的に安定した結果を得ることができます。

インプラントについて
相談したい方へ
(60分相談のご案内)

各分野の専門家医と連携した
総合的な治療をご提案しています

  1. 東京のインプラント専門家医 東京日本橋あさひ歯科では、インプラントに関する「60分相談(CT診断含む)」を実施しております。

    当院では、しっかりとカウンセリングの時間を設けて患者さんのお話を丁寧に伺います。
    むりに治療を勧めることや、ご納得頂かないまま治療に進むといったことは一切ございませんので、リラックスして何でもお尋ねください。

    60分相談のご案内

「信頼できるインプラントの専門家医の意見が聞きたい」、「インプラントが上手い歯医者を探している」
「他院でインプラントを断られてしまった」という方
も、どうぞ安心して当院にいらしてください。

セカンドオピニオンにも
対応しております

セカンドオピニオンとは、患者さんがより良い歯科治療を受けようとされる際に、複数の医師に意見を求め、今後の治療や医院選びの参考にしていただくことを目的とします。

当院にはセカンドオピニオンのご相談も多数ございます

  • 初めてのインプラントを検討している方
  • 治療を引き受けてくれる医院が
    見つからない方
  • 使用中のインプラントの調子が悪い方
  • インプラントのメーカーが分からず
    困っている方
  • 実績と医学的根拠に基づく確かな治療を
    受けたい方 等

上記のようなお悩みを抱え「どこに相談して良いのか困っている」という患者さんの受け皿となれるよう、引き続き努力してまいります。

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当院のインプラント
総責任者・担当医について

東京日本橋あさひ歯科院長
東京日本橋あさひ歯科
院長

藤井 政樹

東京医科歯科大学出身/
博士号 取得ドクター
ITI公認インプラントスペシャリスト
(認定医)

当院長は、インプラント治療の世界的な専門家医とされる『ITI公認インプラントスペシャリスト(認定医)』を持つ歯科医師です。東京医科歯科大学歯学部附属病院にて最先端の治療の研鑽を積み、また、歯科医師の先生方に向けた教育・指導者としての役割を担ってまいりました。難症例を含む様々な相談実績、治療経験が豊富にございます。

当院では、通常では大学病院で行うようなケースにおいても、医学的根拠に基づき安全性・確実性を最大限に高めたインプラント治療を行うことが可能です。

藤井 政樹院長は、歯科医師人生の99%をインプラント治療に捧げてまいりました。それら経験を活かし、患者さん一人ひとりのお悩み解決に役立てるよう親身にお応えしております。

インプラントに関してお困りの方は、どうぞ安心して東京のインプラント専門家医「東京日本橋あさひ歯科」にご相談ください。

水天宮の歯医者|インプラントなら|東京日本橋あさひ歯科

日付:

インプラントの「土台」とは?
フィクスチャーや
アバットメント
の役割をわかりやすく解説

インプラント治療を受けた方の中には、検診で「土台が緩んでいます」と歯科医にいわれて不安になった経験があるかもしれません。
また、インプラント治療を検討していて説明を受けたものの、医師の言う「土台」が何を指すのかよくわからなかったという方もいらっしゃることでしょう。

実際にインプラントの土台とはどの部分を指すのか、分かりにくいことが多い用語です。
インプラントは大きく分けてフィクスチャー(人工歯根)、アバットメント(連結部)、上部構造(人工の歯)の3つの部分から成り立っています。
そのうち「土台」という表現は主にアバットメントを指しますが、患者様向けには、フィクスチャーまで含めて「土台」と説明されることもあります。

この記事では、インプラントの構造を分かりやすく整理し、フィクスチャーやアバットメントの役割、そして「土台が緩んだ」と言われた際に考えられる状況と対処法について詳しく解説します。

インプラントの基本構造

フィクスチャー(人工歯根)

フィクスチャーとは、インプラントの一番下にあたるパーツで、顎の骨に埋め込まれる人工歯根のことです。
チタンやチタン合金でできており、生体適合性が高く、骨と結合する性質を持っています。

天然の歯の歯根に相当する部分で、インプラントの基盤となります。

アバットメント(連結部)

アバットメントは、フィクスチャーと上部構造(人工歯)をつなぐ中間のパーツです。
一般的に土台と呼ばれる部分で、アバットメントによって人工歯をしっかり固定できます。

アバットメントの形状や材質はさまざまで、審美性が重視される前歯ではジルコニア製、強度が求められる奥歯ではチタン製が使われることもあります。

上部構造(人工歯)

インプラントの一番上に取り付けられるのが、上部構造です。人工歯とも呼ばれます。
セラミックやジルコニアなど、見た目や強度に優れた材料で作られます。

天然歯の歯冠に相当する部分で、噛む、見せるという機能を担います。

「土台」と呼ばれるのは
どの部分?

フィクスチャーとアバットメントの
総称

患者様へのインプラント治療の説明で「土台」という言葉が使われる時は、フィクスチャー(人工歯根)とアバットメント(土台パーツ)の両方を含んでいることが多いです。

骨に埋め込まれたフィクスチャーが基盤となり、その上にアバットメントが取り付けられて人工歯を支えるため、この2つがセットで「土台」と表現されます。

患者様に分かりやすく説明する
ための表現

歯科医院では「骨に埋めた土台」「被せ物を支える土台」といった説明をすることがありますが、いずれもインプラント体(フィクスチャー)とアバットメントを合わせた構造を指しています。

専門用語に馴染みのない患者様にも理解してもらいやすくするために、あえてシンプルに土台と呼ぶケースが多いのです。

理解のズレが生じやすい

土台という言葉が単にアバットメントだけを意味することもあれば、フィクスチャーを含めて広く指す場合もあるため、患者様が混乱しやすい用語です。

トラブルの際には、トラブルを起こしているのが骨に埋まっているフィクスチャー部分なのか、アバットメント部分なのかを歯科医師に確認することが大切です。

インプラントの土台
(フィクスチャー+
アバットメント)の役割

人工歯をしっかり支える基盤

フィクスチャーが骨と結合して強固な支えとなり、その上に取り付けられるアバットメントが人工歯を保持します。

フィクスチャーとアバットメントの2つが揃って、天然歯と変わらない安定感を得られます。

見た目の良さに関わる

特に前歯部の場合、土台の形態や材質は見た目にも影響します。

歯肉から透けて見えることがあるため、アバットメントには目立ちにくい素材が選ばれることがあります。

歯肉や咬合の形態を整える

アバットメントは、歯肉のラインと立ち上がりを整える役割も果たしています。

力の分散と噛み合わせ調整の役割

インプラントは天然歯のように歯根膜がないため、噛んだ時の力が骨に直接加わりやすい構造となっています。

アバットメント部分の設計がしっかりしていると、インプラントにかかる力が分散され、噛み合わせが安定します。

「土台が緩んだ」
といわれるのはどんな時?

アバットメントスクリューの緩み

インプラントは、フィクスチャーとアバットメントを小さなネジによって固定しています。
フィクスチャーとアバットメントを固定しているネジが、噛む力や摩耗によって緩むと、人工歯全体がグラついたように感じられます。

特に強い食いしばりや硬い物を好んで食べる習慣がある場合、ネジに負担がかかりやすく、緩みの原因となります。
早期に対応すれば再固定で済みますが、放置するとネジが破損するリスクもあります。

上部構造の脱離

実際には土台ではなく、被せ物(上部構造)が外れかけているケースも多く見られます。

患者様の感覚としては人工歯そのものが動いているように感じるため、歯科医院では「土台が緩んでいる」と説明されることがあります。
接着剤の劣化や噛み合わせの不調和が原因になることが多いです。

フィクスチャー自体のトラブル

骨と結合しているはずのフィクスチャーが骨吸収やインプラント周囲炎などによって安定性を失い、動揺することもあります。

この場合は「土台全体が揺れている」と表現されることがあります。

土台にトラブルが起きた時の
対処法

スクリューの再固定

アバットメントスクリューが緩んでいる場合は、歯科医院で締め直すことで改善します。

緩みが繰り返される場合には、ゆるみにくい性質を持つ特殊なスクリューや、摩耗を抑える加工が施された部品に変更することもあります。

ごく軽度であれば再固定で済むケースも多いですが、長期間放置すると上部構造が外れる原因になるため、緩んでいるなと思ったら早めの受診が大切です。

抜去などの根本的な治療

フィクスチャー自体が揺れている場合は、骨との結合が失われている状態になってしまっています。
この場合は再固定では対応できず、撤去や再埋入が必要になるケースがあります。

骨の量が不足していると判断されれば、骨造成を併用して再治療を行います。

インプラントを撤去することになったら?

咬合調整やマウスピースの使用

噛み合わせに偏りがあると、一部のインプラントに負担が集中して土台が揺らぎやすくなります。
歯科医院での咬合調整により噛む力を均等に分散させることが重要です。

また、夜間の歯ぎしりや食いしばりに対してはナイトガードが有効です。
これはインプラントを保護するだけでなく、周囲の天然歯や顎関節への負担を軽くすることにもつながります。

食いしばり・歯ぎしりへの対処法

炎症がある場合の治療

インプラントに揺れのようなものを感じていて、さらに歯肉が腫れる・出血がある・膿が出るといった症状がある場合には、インプラント周囲炎の可能性があります。

インプラント周囲炎は軽度であればクリーニングや抗菌薬の局所投与で改善が見込めますが、進行すると骨吸収が進み、フィクスチャーが脱落してしまうこともあります。

レーザー治療や外科的クリーニングが必要になる場合もあるため、症状が軽いうちに対処することが大切です。

インプラント周囲炎とは?

応急処置とセルフチェック

急な違和感が生じた際は、応急処置としてやわらかい食事に切り替え、インプラントに力をかけないように過ごし、なるべく早めに歯科医院へ連絡しましょう。

日常的に、インプラントから音がする・インプラントが揺れる・歯肉が腫れているといった異変がないかセルフチェックしておくことも、早期対応に役立ちます。

土台を長持ちさせるための
ポイント

定期検診

インプラントの土台は、見た目ではトラブルを判断しにくいことがあります。

歯科医院での定期検診では、スクリューの状態、歯肉の炎症、咬合のチェックを行い、X線検査で骨量の変化も確認します。3ヵ月ごとの検診を習慣化すると安心です。

セルフケア

歯ブラシに加えて、インプラント専用のフロスや歯間ブラシを使ってセルフケアをしましょう。
特にアバットメントと歯肉の境目はプラークが溜まりやすく、炎症やスクリューの緩みに直結します。

研磨剤が強すぎる歯磨き粉は部品の摩耗を早める恐れがあるため、インプラント対応の低研磨タイプの歯磨き粉を選ぶのもポイントです。

噛み合わせの管理

食いしばりや歯ぎしりは無意識に起こるため、自覚がなくても土台に負担を与えています。
マウスピースの使用や、必要に応じた咬合調整によって噛み合わせをコントロールしましょう。

また、歯科医院で定期的に噛み合わせをチェックしてもらうことで、トラブルを防げます。

禁煙

喫煙や過度の飲酒はインプラントの寿命を縮める要因です。

特に喫煙は血流を悪化させ、骨や歯肉の回復を妨げるため、土台の安定を損なう大きなリスクになります。

インプラントの正しいケア方法とは?

土台からインプラントを
大切に

インプラントの「土台」とは、フィクスチャーとアバットメントの両方を総称した表現です。
どちらもインプラント治療を支える重要な役割を担っており、緩みや破損があると全体の安定性に影響します。

「土台が緩んだ」と言われる状態の原因は、スクリューの緩み、被せ物の脱離、フィクスチャーの動揺など様々です。
インプラントを長持ちさせるためにも、原因を自己判断せずに早めに歯科医院で確認してもらいましょう

インプラントについて
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日付:

インプラントを
撤去することになったら?
費用・骨の状態・
老後の選択肢まで解説

インプラントは第二の永久歯とも呼ばれ、長期的に使用できます。
しかし、すべてのケースで一生使えるわけではなく、感染や骨の吸収、破損などの理由で撤去を余儀なくされることもあります。

実際に撤去が必要と診断された時、多くの方がまず気になるのは費用はいくらかかるのか、保険が使えるのかといった経済的な面です。
さらに、撤去後の骨はどうなるのか、再治療できるのか、老後の選択肢はあるのかといった将来への不安も大きいでしょう。

この記事では、インプラント撤去の費用や保険適用の有無、撤去後の骨の状態と再治療の可能性、さらに高齢期の治療選択肢について、詳しく解説します。

インプラントを撤去する
理由とは?

インプラント周囲炎

最も多い撤去理由は、インプラント周囲炎です。
歯周病と同じように歯肉や骨に炎症が起こり、進行すると骨が溶けてインプラントが支えられなくなります。

特に喫煙者や糖尿病を持つ方、定期的なメンテナンスを怠った方にリスクが高く見られます。

初期の段階ではクリーニングや投薬で改善することもありますが、炎症が骨に及んだ場合は撤去せざるを得ません。

フィクスチャーの破折や不具合

インプラント体(フィクスチャー)が折れる、もしくは内部のスクリューが緩むこともあります。
強い咬合力や歯ぎしりがある方では金属疲労によって破損が起きやすく、特に奥歯のように力がかかりやすい部位でリスクが高くなります

破損したまま放置すると周囲組織に炎症を起こすため、撤去が必要になることがあります。

骨や歯肉の吸収

長期間の使用や加齢、全身疾患の影響で、インプラント周囲の骨や歯肉が徐々に減少するケースもあります。

骨量が足りなくなるとインプラントが安定せず、動揺や脱落につながります。
見た目にも歯肉が下がってインプラントの金属が露出することがあり、審美性や清掃性の観点から撤去を選択する場合もあります。

その他の要因

  • 外傷:事故や転倒で顎に強い衝撃が加わると、インプラントが割れたり脱落したりすることがあります。
  • 全身状態の変化:心疾患や免疫疾患、放射線治療などによりインプラント維持が難しくなるケースもあります。

インプラント撤去にかかる
費用の目安

自費診療が基本

インプラント治療は自由診療で行われるため、撤去も原則として自費診療です。
費用は医院によって大きく異なりますが、1本あたり3万円〜10万円前後が目安です。

これは撤去のみにかかる費用であり、再治療や骨造成を伴う場合は別途費用がかかります

難易度による差

撤去にかかる費用は、必ずしも一律ではありません。

骨と強固に結合している場合は、周囲の骨を削って取り出す必要があるため、外科的難易度が高くなります。その場合、10万円〜15万円以上になることもあります。

一方、すでに揺れていて自然に脱落しそうな場合は比較的容易に外せるため、数万円程度で済むこともあります。

保険適用となる場合

インプラント治療自体は保険外ですが、例外的に保険が使える場合があります。
例えば、インプラント周囲炎による感染が顎骨に広がり、顎骨炎や膿瘍を伴っているケースなどです。
この場合、撤去処置や感染コントロールに保険が適用されることもあります。

ただしあくまで例外であり、ほとんどの撤去は自費になると考えておくのが現実的です。

複数本を撤去する場合

複数本を同時に撤去する場合、1本あたりの費用がやや抑えられることもありますが、基本的には本数分の費用が加算されます。

たとえば3本撤去する場合、15万円〜30万円前後になることも珍しくありません。

撤去後の骨の状態は
どうなる?

骨が減る可能性がある

インプラントを撤去すると、埋め込まれていた部分の骨は削合されるだけでなく、その後の自然吸収によってさらに減少することがあります。
特に下顎前歯部や上顎臼歯部など、骨がもともと薄い場所では、インプラント撤去後に急速に骨量が減るケースが多いです。

一般的に骨吸収は歯を失った直後の数ヵ月で最も進み、その後は緩やかに進行します。
こうした変化は、再インプラントの可否に直結します。

感染や炎症があるケース

インプラント周囲炎や感染が原因で撤去する場合、炎症によって骨がすでに大きく溶けていることがあります。
炎症が広範囲に及ぶと骨の欠損は不規則で大きなものとなり、そのままではインプラントの再埋入が難しくなります。

この場合、骨造成手術を併用して骨の土台を作り直す必要があります。

撤去後すぐに再埋入できるケースも

骨の損失が少なく、炎症も軽度である場合には、撤去と同時に新しいインプラントを埋入する即時再埋入が可能です。
これにより治療期間を短縮でき、患者様の負担も減らせます。

ただし、即時埋入が可能かどうかはその時の状態によって左右されるため、誰にでも適用できるわけではありません。

抜歯即時埋入について

老後における選択肢

再インプラントの適否を見極める

高齢であっても、インプラント治療は可能です。

ただし、骨粗鬆症や糖尿病、心疾患など全身の病気を抱えている方では、手術のリスクが高まることがあります。

また、骨量や骨質が十分であるかどうか、出血傾向や薬の服用状況なども重要な判断材料です。
例えば、骨粗鬆症治療薬のビスフォスフォネート製剤を服用している場合は顎骨壊死のリスクがあるため、再インプラントは慎重に検討しなければなりません。

老後に再治療を希望する方は、事前に内科主治医とも連携して全身状態をチェックすることが欠かせません。

入れ歯という現実的な選択肢

再手術の負担を避けたい場合には、入れ歯に切り替えるというのも一つの選択肢です。

保険の入れ歯は外れやすい・噛みにくいといった欠点がありましたが、近年は設計の工夫や材料の進歩により快適性が向上しています。

また、「インプラントオーバーデンチャー」という2本〜4本のインプラントを土台にして入れ歯を安定させる方法もあります。取り外しが可能なため手入れがしやすく、再治療したインプラントのケアに不安のある方にもおすすめです。

ブリッジ

隣の歯が健康で、位置関係が良ければブリッジを選択できる場合もあります。

ブリッジは比較的短期間で仕上がり、固定式で取り外しの必要がないため、使い勝手が良いのがメリットです。
ただし、両隣の歯を大きく削る必要があり、支えとなる歯に負担がかかるため、長期的には歯の寿命を縮める可能性があります。

老後の口腔環境を考えると、将来的なリスクを十分に理解したうえで選択することが大切です。

生活の質(QOL)を重視した選択

治療方法を選ぶ際には、できるだけしっかり噛みたい、見た目を重視したいなど、患者様の希望が分かれます。

再度のインプラントにこだわらず、日常生活で快適に過ごせる方法を選ぶことが重要です。

入れ歯やブリッジも含めて幅広く検討し、自分のライフスタイルに合った治療法を選びましょう。

撤去を避けるために
できること

定期検診

インプラントは入れたら終わりではなく、その後のケアが寿命を大きく左右します。
3ヵ月に1回以上は歯科医院でメンテナンスを受け、状態をチェックしてもらいましょう。

特に初期のインプラント周囲炎は自覚症状がほとんどないため、プロによる早期発見が重要です。

セルフケア

インプラントの周囲は天然歯よりもプラークが付きやすいため、インプラント対応フロスや歯間ブラシで丁寧に清掃することが必要です。

さらに抗菌性のマウスウォッシュを取り入れると、炎症予防に役立ちます。

セルフケアが習慣化されている人ほどインプラントが長持ちする傾向があることが報告されています。

噛み合わせや生活習慣の見直し

歯ぎしりや食いしばりはインプラントに大きなストレスを与え、スクリューの緩みや骨吸収の原因になります。
ナイトガードを使うことで負担を減らせるほか、日中の食いしばり癖に気づいて緩和する意識も大切です。

また、喫煙は血流を妨げ、インプラント周囲炎のリスクを数倍に高めることが知られています。
禁煙や減煙はインプラントを守る上で欠かせません。

全身の健康管理

糖尿病や骨粗鬆症、高血圧などの全身疾患はインプラントの成功率に影響を与えることがあります。

血糖値のコントロールや適切な薬の使用、定期的な健康診断を通じて全身状態を良好に保つことも、撤去を避けるための大切なポイントです。

インプラントの正しいケア方法とは? 食いしばり・歯ぎしりへの対処法

撤去にならないようにケアを

インプラントの撤去費用は自費で1本あたり3万円〜10万円前後が目安で、難易度によって変動します。
撤去後は骨の状態が大きく影響し、骨吸収が進んでいれば骨造成を伴う追加治療が必要になります。

再治療が可能な場合も多いですが、老後や全身状態によっては入れ歯やブリッジといった代替治療を検討することも現実的です。

重要なのは「なぜ撤去に至ったのか」という原因を把握し、再発防止に取り組むことです。
インプラントは正しいケアと定期メンテナンスで長持ちさせることが可能です。
しかし万一撤去が必要になっても、適切な診断と治療法を選べばその後も快適な生活を取り戻すことができます。

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日付:

インプラントが
壊れる原因に?
食いしばり・歯ぎしりへの
正しい対処法とは?

インプラントは、天然歯と異なり歯根膜がないため、過剰な力が直接インプラントや骨に伝わってしまうという特徴があります。

そのため、日常的に強い力がかかる食いしばりや歯ぎしりがある場合、インプラントの破損や緩み、周囲の骨や歯肉へのダメージが起こるリスクが高くなります。

ここでは、インプラントと食いしばり、歯ぎしりの関係、放置した場合の影響、正しい対処法やマウスピースの使用方法、費用や注意点まで詳しく解説します。

食いしばり・歯ぎしりの
原因と特徴

食いしばり・歯ぎしりの原因と特徴

原因

食いしばりや歯ぎしりの原因はさまざまですが、代表的なものとして精神的なストレスや緊張が挙げられます。

強いストレス下では無意識に咬筋が緊張しやすくなり、日中だけでなく就寝中にも歯を強く噛みしめてしまうことがあります。

また、寝ている間の無意識な筋肉活動や、噛み合わせや歯並びの不調和によっても、特定の歯や顎関節に負担が集中しやすくなります。

さらに、パソコン作業や細かい作業などに集中している時に、気づかないうちに上下の歯を強く接触させている日中の癖も要因の一つです。

歯ぎしりの種類

歯ぎしりにはいくつかのタイプがあり、それぞれ動きや負担のかかり方が異なります。

グラインディング

上下の歯を強く接触させたまま左右に擦り合わせる動きです。睡眠中に多く見られ、ギリギリという音を伴うこともあります。

長時間続くことで歯の表面がすり減り、インプラントの人工歯や噛み合わせ部分にも摩耗や破損のリスクを高めます。

クレンチング

歯を擦り合わせずに上下で強く噛みしめるタイプです。無音で行われることが多く、日中の集中時や緊張時にも見られます。

力の加わる時間が長いため、顎関節や歯周組織、インプラント体に持続的な負担をかけやすいのが特徴です。

タッピング

上下の歯を小刻みにカチカチと噛み合わせる動きです。

短時間であっても繰り返すことで、インプラントに欠けや摩耗を引き起こす可能性があります。

ナッシング

一箇所の歯だけを強く擦り合わせるタイプの歯ぎしりです。

一歯だけがすり減るので、歯科医院で気づかれやすい歯ぎしりともいえます。

ミックス型

複数のタイプが組み合わさって現れるケースです。
たとえば、就寝中にグラインディングとクレンチングを交互に行ったり、日中はナッシング、夜間はグラインディングといったパターンです。

力の方向や性質が複雑になり、インプラントへの負担はさらに増大します。

自覚しにくい理由

こうした習慣は就寝中に起こることが多く、自分では気づきにくいのが特徴です。

多くの場合、同居している家族から歯ぎしりの音がすると指摘されたり、歯科検診の際に歯のすり減りや顎の疲労感を指摘されて初めて自覚するケースが少なくありません。

食いしばり、歯ぎしりが
インプラントに与える影響

食いしばり、歯ぎしりがインプラントに与える影響

力が集中しやすい

インプラントは、人工歯根を顎の骨に直接埋め込み、その上にアバットメントと人工歯を装着する仕組みになっています。
天然歯のように歯根膜というクッションの役割を果たす組織がないため、噛む力を分散できず、強い力が一点に集中しやすいという特徴があります。通常の噛む力や衝撃にも敏感になります。

このため、食いしばりや歯ぎしりがあると、インプラントやインプラント周囲の歯肉に過剰な力がかかり、ダメージを受けやすくなります。

破損、脱離のリスク

食いしばりや歯ぎしりによって強い圧力が繰り返し加わると、人工歯部分である上部構造が欠けたり割れたりすることがあります。

また、内部のアバットメントスクリューが緩んだり折れたりすることもあり、さらに深刻な場合には、骨に埋め込まれたインプラント体そのものが破損する可能性もあります。

骨との結合部が損傷すれば、インプラントの固定力が失われ、最悪の場合は抜去が必要になるケースもあります。

インプラント周囲炎

過剰な力が長期間繰り返しかかることで、インプラントの周囲にある骨や歯肉が炎症を起こしやすくなります。
これをインプラント周囲炎と呼び、放置すると骨が徐々に吸収されて支えを失い、インプラントが動揺したり脱落したりします。

天然歯であれば歯根膜の感覚が力を調整しますが、インプラントにはその機能がないため、炎症や骨吸収の進行が早く、症状が出た時にはすでに重度化していることも少なくありません。

このように、食いしばりや歯ぎしりはインプラントにとって構造的にも生物学的にも大きな負担となり、長期的な安定性を損なう原因になります。

そのため、インプラント治療を受けた方やこれから受ける方は、術後のメンテナンスだけでなく、こうした悪習癖への予防と対策も欠かせません。

インプラントの仕組み・構造とは? インプラント周囲炎とは?

インプラントを守るための
対処法

インプラントを守るための対処法

ナイトガードの使用

ナイトガードは就寝中の歯ぎしり、食いしばりによる衝撃を吸収し、インプラントや周囲の歯を守ります。

市販されているものもありますが、噛み合わせや装着感を細かく調整できる歯科医院での作製がおすすめです。

日中の食いしばり意識改善

日中も上下の歯が接触している時間を減らすことが大切です。

上下の歯は離すがの基本姿勢で、デスクやPCに付箋を貼って意識づけする方法も有効です。

噛み合わせ調整

インプラント治療後に噛み合わせがわずかに高くなると、負担が集中します。

定期的な噛み合わせチェックと微調整が必要です。

ストレスマネジメント

ストレス軽減のために、適度な運動、深呼吸、趣味などでリラックスする時間を持つことも予防につながります。

マウスピースの種類と特徴

マウスピースの種類と特徴

ソフトタイプ

柔らかいシリコンや軟質樹脂で作られており、装着時の圧迫感や違和感が少なく、初めてマウスピースを使用する方にも適しています。

就寝中の軽度な食いしばりや歯ぎしり対策に向いていますが、素材が柔らかいため、強い力が加わると早期に穴が開く、または変形してしまうことがあります。

長期間使用するよりも、まずは様子を見るための一時的な使用や軽度の症状の方に向いたタイプです。

ハードタイプ

硬質レジンで作られており、耐久性と安定感が高いのが特徴です。しっかりと歯列に合わせて作られるため、強い食いしばりや歯ぎしりにも対応可能で、長期間使用できる点がメリットです。

ただし、硬さによって装着初期は違和感を覚えることがあり、慣れるまでに数日〜1週間ほどかかる場合があります。

しっかりと歯を保護したい方、インプラントや被せ物を守りたい方に適しています。

費用相場

保険適用で約5,000〜10,000円程度、自由診療の場合は15,000〜30,000円程度が一般的です。

歯ぎしり用のマウスピースは基本的に保険適用となります。

マウスピース使用時の
注意点

マウスピース使用時の注意点

定期的なチェック

マウスピースは長期間使用していると、経年による変形や摩耗が避けられません。変形したまま使い続けると、噛み合わせがずれてかえって負担をかけてしまう恐れがあります。

半年〜1年ごとを目安に歯科医院で状態を確認し、必要に応じて新調や調整を行うことが大切です。
特に食いしばりの強い方は摩耗が早いため、早めの交換が必要になる場合もあります。

清掃

使用後は必ず水洗いと歯ブラシによるブラッシングを行い、汚れや細菌の繁殖を防ぐようにしましょう。
ぬるま湯やマウスピース専用洗浄剤を使うと、変色や異臭を防ぐ効果が高まります。

熱湯での洗浄は変形の原因になるため避けましょう。

日中使わない時は、専用ケースで保管すると衛生的です。

調整

インプラントを新たに入れた場合や、噛み合わせが変化した場合には、マウスピースの適合がずれることがあります。
そのまま使い続けると、インプラントや他の歯に過度な負担がかかる原因となります。

少しでもフィット感の変化や違和感を感じたら、早めに歯科医院で調整を受けることが重要です。

歯ぎしりがなくなるわけではない
ので注意

マウスピースはあくまで衝撃を和らげて歯やインプラントを守るための装置であり、歯ぎしりや食いしばりそのものを根本的に治すわけではありません。

そのため、マウスピースの使用と併せて、ストレス軽減や噛み合わせ改善などの総合的な対策を続けることが大切です。

インプラントの正しいケア方法とは?

食いしばり、歯ぎしりが
ある方はマウスピースを

食いしばり、歯ぎしりがある方はマウスピースを

食いしばり、歯ぎしりはインプラントにとって、破損や脱離などのリスクを高める要因になります。
これらを防ぐためには、就寝時のマウスピースの使用や噛み合わせの調整、日中の無意識な食いしばりを減らす意識づけが欠かせません。

また、マウスピースは作ったら終わりではなく、定期的なチェックと清掃、そして適合の見直しが重要です。
自覚症状がなくても、半年〜1年に一度は歯科でのメンテナンスを受けることで、インプラントの長期的な安定性が保たれます。

インプラントを長持ちさせるためには、日常のちょっとした配慮と継続的なケアが何よりも大切です。

インプラントについて
相談したい方へ
(60分相談のご案内)

各分野の専門家医と連携した
総合的な治療をご提案しています

  1. 東京のインプラント専門家医 東京日本橋あさひ歯科では、インプラントに関する「60分相談(CT診断含む)」を実施しております。

    当院では、しっかりとカウンセリングの時間を設けて患者さんのお話を丁寧に伺います。
    むりに治療を勧めることや、ご納得頂かないまま治療に進むといったことは一切ございませんので、リラックスして何でもお尋ねください。

    60分相談のご案内

「信頼できるインプラントの専門家医の意見が聞きたい」、「インプラントが上手い歯医者を探している」
「他院でインプラントを断られてしまった」という方
も、どうぞ安心して当院にいらしてください。

セカンドオピニオンにも
対応しております

セカンドオピニオンとは、患者さんがより良い歯科治療を受けようとされる際に、複数の医師に意見を求め、今後の治療や医院選びの参考にしていただくことを目的とします。

当院にはセカンドオピニオンのご相談も多数ございます

  • 初めてのインプラントを検討している方
  • 治療を引き受けてくれる医院が
    見つからない方
  • 使用中のインプラントの調子が悪い方
  • インプラントのメーカーが分からず
    困っている方
  • 実績と医学的根拠に基づく確かな治療を
    受けたい方 等

上記のようなお悩みを抱え「どこに相談して良いのか困っている」という患者さんの受け皿となれるよう、引き続き努力してまいります。

詳しく見る

当院のインプラント
総責任者・担当医について

東京日本橋あさひ歯科院長
東京日本橋あさひ歯科
院長

藤井 政樹

東京医科歯科大学出身/
博士号 取得ドクター
ITI公認インプラントスペシャリスト
(認定医)

当院長は、インプラント治療の世界的な専門家医とされる『ITI公認インプラントスペシャリスト(認定医)』を持つ歯科医師です。東京医科歯科大学歯学部附属病院にて最先端の治療の研鑽を積み、また、歯科医師の先生方に向けた教育・指導者としての役割を担ってまいりました。難症例を含む様々な相談実績、治療経験が豊富にございます。

当院では、通常では大学病院で行うようなケースにおいても、医学的根拠に基づき安全性・確実性を最大限に高めたインプラント治療を行うことが可能です。

藤井 政樹院長は、歯科医師人生の99%をインプラント治療に捧げてまいりました。それら経験を活かし、患者さん一人ひとりのお悩み解決に役立てるよう親身にお応えしております。

インプラントに関してお困りの方は、どうぞ安心して東京のインプラント専門家医「東京日本橋あさひ歯科」にご相談ください。

水天宮の歯医者|インプラントなら|東京日本橋あさひ歯科

日付:

インプラント後に
腫れが出たら?
手術後〜数ヶ月後の症状と、
インプラント後の
トラブル・注意点

インプラント治療は、外科的な手術を伴うため、術後に腫れや痛み、違和感などの症状が出ることがあります。
中でも腫れは比較的よくある反応であり、その多くは自然な治癒過程の一部です。 ただし、全ての腫れが自然な反応というわけではありません。

手術後すぐの腫れは生理的なものであることが多いものの、数週間後や数ヵ月後に出る腫れは、感染や炎症、インプラント周囲炎などのトラブルの兆候である可能性があります。
特にインプラント周囲炎は進行が早く、骨の吸収やインプラントの脱落につながることもあるため、早期発見と迅速な対応が大切です。

ここでは、手術直後から数年後までの腫れの原因や特徴、時期別の注意点とケア方法、そして腫れを防ぐための予防策まで詳しく解説します。

手術後すぐの腫れについて

手術後すぐの腫れについて

外科処置による一時的な炎症反応

インプラント手術は顎の骨にチタン製のインプラント体を埋め込むため、歯肉を切開し骨に穴を開ける外科処置を行います。
この際、骨や歯肉、血管が直接刺激を受けることで、体は自然な防御反応として炎症を起こします。

炎症は損傷を受けた組織を修復するために必要な反応であり、血液やリンパ液が増えて組織が膨らむことで腫れが生じます。この段階での腫れは、ほぼ全員に見られる正常な反応です。

腫れのピークと治癒経過

術後の腫れは、手術翌日から2日目、3日目にかけてピークを迎えることが多く、その後は徐々に落ち着いていきます。
一般的には一週間以内に目立たなくなります。

腫れの範囲は手術部位だけでなく頬や顎周辺まで広がる場合がありますが、経過とともに引いていきます。

生活への影響は?

この時期の腫れは頬が外側に膨らんで見えるため、鏡を見ると気になる方も少なくありません。
また、口が開けづらくなったり、食事や会話がしにくくなったりすることもあります。

痛みや熱感を伴う場合もありますが、これらは日が経つごとに良くなっていきます。

腫れを抑えるための方法

手術後48時間以内は患部を冷やすことが効果的です。冷たいタオルを使い、1回10分〜15分、間隔を空けて冷却します。
氷を使うと反対に血流が悪くなり治癒しにくくなるため、水を使って冷却してください。

就寝時は枕を高くして頭を上げ、血流による腫れの悪化を防ぎます。

長時間の入浴、激しい運動、飲酒、熱い食べ物や飲み物は腫れを悪化させる可能性があるため避けます。
また、歯磨きはインプラント部分を避けて行います。

手術後1週間〜2週間の腫れ

手術後1週間〜2週間の腫れ

治癒過程での腫れの残り方は?

この時期は手術部位の傷口が閉じ、内部で新しい組織や血管が形成されている段階です。

炎症は初期よりも軽くなっていますが、完全に治まっていないため、歯肉に軽度の腫れや赤みが残ることがあります。
これは、傷の治癒に伴い血流が活発になり、組織修復が進んでいる証拠です。

1週間をめどに、腫れの状態をチェックしてみましょう。

抜糸後の一時的な変化

抜糸を行うと、糸で固定されていた部分が開放されることで歯肉の張りや腫れ方が一時的に変化します。この時軽い出血や違和感が出る場合もありますが、多くは1日〜2日で落ち着きます。

ただし、抜糸後は傷口が外部と接触しやすくなるため、食べかすや細菌が入り込むリスクが高くなります。
抜糸後数日は特に口腔清掃をしっかり行い、やわらかい食事を心がけることが望ましいです。

辛いものや酸味の強いもの、熱い飲み物は刺激となって炎症を悪化させる恐れがあるため、避けるようにしましょう。

もし腫れが引かない場合は

通常、この時期には腫れは減少傾向にありますが、逆に腫れが強くなる、歯肉の色が赤から濃い赤や紫色に変化する、膿のような液体が出てくる、出血が続く、熱感を伴うなどの症状がある場合は感染の可能性が高いです。

また、37.5度以上の発熱や全身の倦怠感がある場合は、炎症が広がっているサインであり、早急な対応が必要です。

これらの症状は、手術部位に細菌が侵入して炎症が拡大している証拠で、進行すれば骨結合が阻害され、インプラントが失敗する危険性があります。

手術後1ヵ月〜3ヵ月後に
出る腫れ

手術後1ヵ月〜3ヵ月後に出る腫れ

骨結合に問題がある場合

この期間は、インプラントと骨がしっかりと結合するオッセオインテグレーションの時期です。
本来であれば腫れは落ち着いているはずですが、この段階で腫れが出る場合は、骨とインプラントの結合がスムーズに進んでいない可能性があります。

原因としては、初期固定が不十分だったケースや、咬合圧、外傷、感染などが考えられます。 骨結合が阻害されると安定性が低下し、その周囲で炎症反応が起こって腫れが発生します。

この時期の腫れは放置せず、必ず歯科医院で原因を特定し、必要に応じて咬合調整や抗生物質投与などの処置を受けることが大切です。

インプラント周囲炎の初期症状

歯肉の赤み、腫れ、出血、膿が見られる場合はインプラント周囲炎が疑われます。

インプラント周囲炎は天然歯の歯周病と似た病態ですが、歯根膜がないため進行が早く、骨の吸収が短期間で広範囲に及ぶことがあります。
初期の段階では歯肉の炎症だけで済みますが、進行すると骨吸収が急速に進み、インプラントの動揺や脱落に至ることもあります。

この段階であればクリーニングや抗菌療法で改善できる可能性がありますが、放置すると治療が難しくなるため、早期発見と治療が重要です。

インプラント周囲炎とは?

手術後半年〜数年後に
出る腫れ

手術後半年〜数年後に出る腫れ

慢性的なインプラント周囲炎

長期にわたりセルフケアが不十分であったり、歯科医院での定期メンテナンスを怠っていたりすると、歯肉に慢性的な炎症が起こります。

この炎症は痛みや腫れが軽度であっても進行し続け、やがて骨が徐々に吸収されていきます。
初期のうちは自覚症状が少ないため、気づいた時には骨の吸収が進んでいるケースも少なくありません。骨が減るとインプラントの固定力が低下し、最悪の場合は脱落につながります。

慢性炎症は時間をかけて進行するため、早期に介入すれば改善できる可能性があります。

上部構造の問題による腫れ

インプラント上に装着された被せ物はある程度の期間が開くと、摩耗や変形を起こします。
また、接着剤の劣化やわずかなズレによって隙間ができ、そこから細菌が侵入します。

この隙間は患者自身が清掃しにくく、細菌が繁殖しやすい環境を作ります。
結果的に歯肉炎やインプラント周囲炎が起こり、腫れや出血を伴うようになります。

また、噛み合わせの悪さも腫れの原因になるため、定期的に上部構造の適合状態をチェックすることが予防につながります。

全身的要因の影響

糖尿病、喫煙習慣、免疫抑制薬の服用、強いストレスなどは、体の免疫力や組織の修復能力を低下させ、インプラント部位の炎症リスクを高めます。
特に糖尿病患者は感染しやすく、炎症が治りにくい傾向があります。また喫煙は血流を悪化させ、治癒を遅らせます。

全身状態の管理は口腔の健康と密接に関わっており、日常的に数値や生活習慣を見直すことが重要です。

腫れを予防するための
ポイント

腫れを予防するためのポイント

毎日のセルフケア

インプラントはむし歯にはなりませんが、歯周病と同じように周囲の歯肉や骨が細菌感染を起こすことがあります。

柔らかめの歯ブラシ、フロス、歯間ブラシを使い、プラークや歯石の蓄積を防ぎましょう。

特にインプラント周囲の隙間は汚れが溜まりやすいため、毎日の丁寧な清掃が必須です。

定期検診

3ヵ月ごとの歯科医院でのクリーニングで、セルフケアでは落とせないバイオフィルムや歯石を除去しましょう。

プロの目でチェックすることで、患者様ご自身が気づかない初期の炎症や噛み合わせの変化も把握できます。

生活習慣の改善

禁煙は最も効果的な予防策の一つです。
喫煙は血流を悪くし、免疫力を低下させるため炎症リスクを高めます。

また、栄養バランスの良い食事や十分な睡眠、ストレスの軽減も免疫力を高め、炎症や感染の予防につながります。

気になることがあればすぐに受診を

腫れや痛み、出血、口臭の悪化などの異変が数日続く場合は、自己判断せずにすぐ歯科医院を受診しましょう。

早期に原因を特定し、適切な治療を受けることで、インプラントの長期的な維持が可能になります。

インプラントの正しいケア方法とは?

正常な腫れは1週間程度で
治まる

正常な腫れは1週間程度で治まる

インプラント後の腫れは、手術直後は自然な反応であることが多いですが、数週間〜数ヵ月、または数年後の腫れは炎症や感染のサインであることが少なくありません。
特にインプラント周囲炎は進行が早く、放置すると骨吸収やインプラント脱落につながります。

毎日のケアと定期検診が、インプラントを長く健康に保つための鍵です。

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日付:

インプラント周りの歯ぐきが
凹む・痛むのはなぜ?
歯ぐきのへこみや痛みは
インプラント周囲炎の
サイン?

インプラントを入れた部分の歯肉が、以前より凹んで見える、痩せたように感じる、あるいは隙間が目立つようになったという変化に気づくと、不安になる方は少なくありません。
さらに、その部分を指や舌で押すと痛みや違和感がある場合、歯肉や骨の健康に関わる問題が進行している可能性があります。

特に注意したいのはインプラント周囲炎です。
これは天然歯でいう歯周病のような病気で、炎症が骨にまで及ぶとインプラントの動揺につながり、最悪の場合は抜去が必要になることもあります。

ここでは、インプラント周囲の歯肉が凹む、痛む主な原因と、それがインプラント周囲炎のサインであるかどうかの見極め方、さらに予防と早期対応の方法について詳しく解説します。

歯ぐきが凹む、痛む主な原因

歯ぐきが凹む、痛む主な原因

歯肉退縮

インプラント治療後、年月の経過とともに歯肉が下がる歯肉退縮が起こることがあります。
これは、毎日のブラッシング圧が強すぎる場合や、噛み合わせで特定の部位に過度な力がかかっている場合、さらには加齢による歯肉や骨の減少など、さまざまな要因で生じます。

歯肉が下がると、インプラントの金属部分や連結部が露出してしまい、見た目でなく、汚れがたまりやすくなり、炎症のリスクも高くなります。

骨吸収

インプラントを支える土台である骨が少しずつ減ってしまう現象を骨吸収と呼びます。 骨吸収はインプラント周囲炎による炎症が原因となることが多いですが、それだけではありません。

噛み合わせのバランスで一点に強い力がかかる場合や、被せ物の適合が不十分な場合、さらには骨代謝に影響する全身疾患や加齢によっても進行します。
骨が減れば、それに合わせて歯肉のボリュームも減少し、へこみや隙間が目立ちやすくなります。

インプラント周囲炎

歯肉が赤く腫れたり、軽く押すと痛みや出血があったりする場合は、インプラント周囲炎の可能性があります。
この病気は天然歯の歯周病に似ていますが、進行が早く、最悪の場合はインプラントの抜去が必要になることがあります。

膿が出る、口臭が強くなるといった症状が出た場合は、すでに中等度以上の炎症が進行しているケースが多く、早急な治療が必要です。

外傷や刺激

外傷によっても、歯肉に一時的な損傷やへこみが生じることがあります。

軽度であれば自然に回復しますが、繰り返し刺激が加わると慢性的な炎症や歯肉退縮につながります。

歯周病とインプラント周囲炎
の違い

歯周病とインプラント周囲炎の違い

構造と進行の違い

歯周病は、天然歯を支える歯周組織に細菌が感染し、炎症を起こす病気です。
天然歯には歯根膜という膜があり、噛む力を吸収、分散するクッションの役割があるため、炎症や力の負担が骨に直接伝わるスピードは比較的緩やかです。

一方、インプラントには歯根膜がないため、炎症は直接骨に広がります。
その結果、骨吸収のスピードが早く、短期間で固定力を失うリスクがあります。

症状の違い

歯周病の場合、インプラントと比べると、歯肉の腫れや出血、歯の動揺、口臭などが比較的早い段階から現れます。
痛みを感じることは少ないですが、出血や歯のぐらつきで異常に気づくことができます。

インプラント周囲炎では、初期は見た目の変化や軽い腫れ以外に自覚症状が乏しく、痛みが出にくいのが特徴です。
症状に気づいた時にはすでに骨の吸収が進んでいることも多く、天然歯の歯周病よりも気づいた時には重度というケースが多く見られます。

治療、予防の違い

歯周病は、歯石除去や歯周ポケット内の清掃、場合によっては歯周外科治療を行いながら進行を抑えます。
天然歯は歯根膜があるため、早期発見できれば長期的な保存が可能なことも少なくありません。

インプラント周囲炎は、進行が早く骨の再生が難しい場合も多いため、予防が最重要となります。
毎日のプラークコントロール、正しいブラッシング方法、歯間ブラシ、タフトブラシの使用に加え、3ヵ月ごとの定期メンテナンスが必要です。
また、噛み合わせの調整やマウスピースによる力のコントロールも、天然歯以上に重視されます。

インプラントは大切に使えば90%以上の方が10年以上使えるというコストパフォーマンスの良い治療法です。 場合によっては20年以上使えることもあり、天然歯より長持ちすることもあります。
天然の歯が一番ではありますが、しっかり細菌感染を予防し、インプラントを長く使えるようにしましょう。

インプラント周囲炎の
サインと見極め方

インプラント周囲炎のサインと見極め方

見た目の変化

歯肉が赤く腫れている、もしくは部分的に痩せてインプラントの金属部やアバットメントが露出している場合は注意が必要です。
健康な歯肉は淡いピンク色ですが、炎症が起きると色が濃くなり、赤みや紫がかった色に変化することがあります。

また、歯肉の形が不揃いになったり、隙間が広がって見える場合も炎症の兆候です。
こうした変化は鏡で確認できるため、日常的にセルフチェックを行うことが早期発見につながります。

痛みや違和感

軽く押すと痛みを感じる、噛んだ時に違和感がある、インプラント周囲がむず痒いといった症状は、炎症の初期段階に見られます。
特に、痛みが強くなくてもなんとなく気になる状態が長く続く場合は要注意です。

天然歯と異なり、インプラントは神経が通っていないため痛みを感じにくく、炎症が進行しても自覚が遅れることがあります。

出血や膿

ブラッシングやフロス使用時に出血がある場合、それは歯肉の炎症によるものかもしれません。

さらに、歯肉から膿がにじむ場合は感染が進行しており、中等度〜重度のインプラント周囲炎である可能性が高いです。

膿が出る状態は、すでに骨にも炎症が及んでいるサインであり、早めの治療が求められます。

口臭の悪化

炎症や感染により細菌が増殖すると、口臭が強くなります。

インプラント周囲炎では独特の不快な臭いが出ることがあり、自分では気づかなくても周囲の人から指摘されることもあります。口臭が急に気になり始めた場合も、歯科医院でチェックを受けるタイミングです。

治療後の腫れはいつまで続く? 治療後の口臭について

歯肉が凹む、痛む場合の
対応方法

歯肉が凹む、痛む場合の対応方法

早期の歯科受診

症状が軽い段階であれば、クリーニングや噛み合わせ調整、局所的な抗菌処置などで炎症を抑えられることがあります。

放置すると進行が早く、骨吸収が始まると治療が難しくなるため、違和感を覚えたら早めに受診しましょう。

噛み合わせの確認

インプラントに過剰な力が集中すると、歯肉退縮や骨吸収が加速します。
特に就寝中の食いしばりや歯ぎしりがある場合は、噛み合わせの高さや接触のバランスを調整する必要があります。

必要に応じて、マウスピースを作製してインプラントへの負担を軽くしましょう。

日常のケア見直し

硬い毛の歯ブラシや過度なブラッシング圧は歯肉を傷つける原因となります。柔らかめのブラシを使い、軽いタッチで磨くことが大切です。

加えて、インプラント周囲専用のブラシやタフトブラシ、歯間ブラシ、フロスを適切に使い分けることで、細部のプラークをしっかり除去できます。

生活習慣の改善

食生活や日常習慣もインプラントの健康に影響します。
硬いものばかり噛む習慣は避け、ビタミンやミネラルを含む栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。

十分な睡眠やストレス管理も、歯肉や骨の健康維持に役立ちます。

インプラント周囲炎を
予防する方法

インプラント周囲炎を予防する方法

毎日のプラークコントロール

天然歯よりも細菌が付着しやすいインプラント周囲は、毎日の丁寧なケアが必須です。
歯ブラシでのブラッシングに加え、歯間ブラシやデンタルフロスで隙間の汚れを確実に落としましょう。

夜の就寝前は特に念入りに行うことが重要です。

定期メンテナンス

3ヵ月ごとに歯科医院で定期検診とプロフェッショナルクリーニングを受けましょう。

歯科のメンテナンスでは、日常のケアでは落とせないバイオフィルムを除去し、歯肉や骨の状態をレントゲンやプロービング検査で確認します。早期の異常発見にもつながります。

喫煙習慣の改善

喫煙は歯肉の血流を悪化させ、免疫機能を低下させるため炎症が治りにくくなります。

禁煙はインプラントの長期安定のために不可欠です。

インプラントの正しいケア方法とは?

まとめ

まとめ

インプラント周囲の歯ぐきが凹む、痩せる、痛むといった症状は、見た目の問題だけでなく、インプラントの健康寿命を左右するサインである場合があります。

特にインプラント周囲炎は放置すると骨の吸収が進み、治療が困難になります。少しでも異常を感じたら自己判断せず、早めに歯科医院で診断とケアを受けることが、インプラントを長持ちさせるための最大のポイントです。

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インプラントから
口臭がする?
考えられる原因と対処法を
歯科医が解説

インプラント治療を受けてしばらく経った頃、なんだか口臭が気になると感じたことはありませんか?
インプラントはむし歯にはなりませんが、歯肉や周囲の組織にトラブルが起きることがあります。特にインプラント周囲炎という病気が原因で、口臭が強くなるケースは珍しくありません

この記事では、インプラント後の口臭の原因や、放置したときのリスク、予防法と対処法について詳しく解説します。

インプラントにしてから
口臭がするのはなぜ?

インプラントにしてから口臭がするのはなぜ?

インプラントの周囲に
汚れがたまっている

インプラントの構造上、天然歯よりも歯肉との境目に段差ができやすく、歯ブラシが届きにくいことがあります。
そこに食べカスやプラークがたまると、細菌が繁殖して嫌なにおいの原因となります。

特にアバットメントの周囲や被せ物とのすき間は、清掃が不十分になりやすいポイントです。
これらは放置するとより強いにおいを発することがあります。

インプラント周囲炎になっている

インプラントを支える歯肉や骨が炎症を起こしている状態をインプラント周囲炎といいます。
これは、天然歯に起こる歯周病に似た病気で、歯肉の腫れや出血、膿、口臭などを引き起こします。
歯周病と同様に、細菌の感染が主な原因で、進行するとインプラントが抜け落ちてしまうリスクもあります。

インプラントが原因となっている口臭の多くが、このインプラント周囲炎によるものだと考えられます。

インプラントが
上手く定着していなかった

インプラントは顎の骨としっかり結合することで安定性を保ちますが、術後の管理が不十分だったり、骨の質や量が不足していたりすると、インプラントがうまく定着しないことがあります

定着が不十分だと、インプラント周囲にわずかな動きやすき間が生じ、そこに細菌が入り込みやすくなります。その結果、炎症や感染が起こり、口臭が起こることがあります。

上顎洞への穿孔などがある

まれに、インプラントが上顎洞まで貫通(穿孔)していたり、術後に上顎洞炎を引き起こしたりすることがあります。
この状態では副鼻腔内に膿がたまりやすく、鼻とつながった部位から口臭のような悪臭が漏れることがあります。

このような場合は鼻づまりや頬の痛みを伴うことが多く、耳鼻科との連携による治療が必要になります。

他の原因が口臭を
引き起こしていることも

インプラントが入っているからといって、必ずしも原因がそこにあるとは限りません。
口腔内全体の清掃不良や、舌苔、唾液量の減少、胃腸の不調など、他の要因が口臭に関与している可能性もあります。

インプラント周囲炎の
症状とは?

インプラント周囲炎の症状とは?

歯肉の腫れや赤み

初期のインプラント周囲炎では、目に見える変化として歯肉の腫れや赤みが現れます。
ブラッシング時やフロスを使った際に出血が見られることも多く、これは炎症が起きているサインです。
痛みが出にくいため、自覚症状が乏しいまま進行するケースもあります。

特に、歯肉に触れると柔らかくなっていたりする場合には注意が必要です。

膿が出ている、口臭が強い

炎症が進むと、インプラント周囲の歯肉に膿がたまり、押すと白い膿が出てくることがあります。
この膿が口臭の原因となり、本人だけでなく周囲の人が気づくレベルになることもあります。

また、膿が出なくても苦い味、金属っぽい味がするという場合もあり、それらも細菌感染のサインです。

さらに、炎症部位の圧迫感や熱感を伴う場合もあり、放置すると急性化して腫れや痛みが強くなる可能性があります。

インプラントが揺れる

インプラントは、骨としっかり結合して初めて安定した機能を果たしますが、インプラント周囲炎が進行すると、支えている顎の骨が溶け、インプラントがぐらつくようになります。

揺れが確認できるというのは、かなり進行した段階であり、骨の再生や保存が難しい場合には、インプラントの除去が必要になるケースもあります。

早期であれば治療可能な場合もあるため、少し動いてると感じた段階で受診することが重要です。

歯肉が下がる

インプラント周囲の歯肉が徐々に下がり、根元が露出してきたように見える場合も、インプラント周囲炎の兆候です。
これは歯肉の慢性的な炎症と、それに伴う歯槽骨の吸収によって起こります。

審美性を損なうだけでなく、汚れがさらにたまりやすくなり、悪循環に陥るリスクも高まります。

噛むと痛む、力がかけにくい

食事中にインプラントのある側だけ噛みにくい、あるいは噛んだ時に軽い痛みや圧迫感を感じることがあります。
これは、インプラントの周囲組織が炎症で敏感になっている証拠であり、負荷が集中することでさらに症状を悪化させる可能性があります。

違和感程度でも、症状が継続する場合は放置せず、早めの受診が大切です。

インプラント周囲炎とは?

口臭の原因となる
インプラント周囲炎の予防法

口臭の原因となるインプラント周囲炎の予防法

正しいセルフケア

インプラントは天然歯と見た目は似ていますが、歯根膜がなく、周囲組織との防御構造が異なります。
そのため、感染に弱く、より丁寧なセルフケアが求められます。

歯ブラシでの基本的なブラッシングはもちろん、歯間ブラシやデンタルフロス、ワンタフトブラシを使って、インプラントの周囲にたまるプラークや食べカスを除去しましょう。
また、洗口液などを併用することで、口腔内全体の細菌数を抑えることができる可能性もあります。

毎日のケアの質が、インプラントの寿命に直結すると考えましょう。

歯科でのメンテナンス

インプラントは埋入して終わりではなく、その後の維持管理がとても重要です。

歯科医院でのメンテナンスでは、セルフケアでは落としきれない汚れを除去できます。
また、歯肉の状態やポケットの深さの確認、レントゲンでの骨の吸収状態のチェックなどを定期的に行うことで、トラブルの早期発見、早期対応が可能となります。

インプラントのメンテナンスは3ヵ月に1回が目安ですが、リスクの高い方はより短い間隔での通院がおすすめです。

喫煙や生活習慣を見直す

喫煙はインプラントの大敵ともいえる存在です。
タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素は血流を悪化させ、歯肉の免疫力を低下させます。
その結果、炎症が起きやすく、治癒もしにくくなり、インプラント周囲炎の発症リスクが大幅に高くなります。

また、糖尿病や心疾患などの全身疾患を抱えている方も注意が必要です
食生活や睡眠の質、ストレス管理も間接的に口腔内の健康に影響します。

インプラントを長持ちさせるためには、全身の健康状態を見直すことが根本的な予防策の一つとなります。

インプラントの正しいケア方法とは?

インプラントから
口臭がした時の
歯科医院での処置は?

インプラントから口臭がした時の歯科医院での処置は?

まずは診察を受ける

口臭に気づいたら、まずはインプラントを埋入した歯科医院で早めに診察を受けましょう

ご自身でのケアや市販のマウスウォッシュで一時的ににおいを抑えることはできても、原因が解決されなければ悪化する可能性があります。

診察では、歯肉の状態や骨の吸収、被せ物の適合状況などを評価して対処が行われます。
初期症状のうちに対応を受けることが、インプラントを長持ちさせる鍵となります。

ポケットの洗浄や薬剤処置

インプラントの周囲に汚れや細菌がたまっている場合は、歯科医院で洗浄や、薬剤を用いた局所処置が行われます
軽度の炎症であれば、これだけで症状が改善するケースも少なくありません。

最近では、歯肉に負担をかけにくいレーザー機器を使用した殺菌処置や、エアフローによるバイオフィルム除去なども行われています。

被せ物のチェック、調整

人工歯のすき間や、ネジのゆるみ、適合不良などがあると、そこに汚れがたまりやすくなり、口臭や炎症の原因となります。

スクリュー固定式のインプラントでは、使用年数とともにわずかなゆるみが生じることがあるため、定期的な確認とメンテナンスが必要です。

必要に応じて、被せ物の再装着や形態修正が行われることもあり、これによって清掃性が向上し、口臭の改善につながります。

場合によっては再治療も

炎症が進行し、骨の吸収が著しい場合や、インプラント体の揺れが確認される場合は、やむを得ずインプラントを除去する処置が選択されることもあります。

除去後には、骨造成や歯肉の再建などを経て、数ヵ月の治癒期間を置いた上で、再埋入するプランが立てられることがあります。

費用や治療期間がかかるため躊躇する患者様もいらっしゃるかもしれませんが、無理に保存して周囲組織に悪影響があるよりも、結果的には良い治療となることもあります。

早期対応と日常ケアの見直しが重要

いずれの対処法を選ぶ場合でも、重要なのは早めの対応と毎日のケアの見直しです。
初期段階での炎症であれば、比較的簡単な処置で治癒が見込めますが、放置すれば抜去や再手術といった大がかりな処置が必要になります。

異変を感じたら自己判断せず、迷わず診察を受け、再発防止のために生活習慣やブラッシングの方法も見直していくことが、インプラントを守る良い方法です。

口臭は体からのサイン 
早めの受診を

口臭は体からのサイン 早めの受診を

インプラントからの口臭は、単なる一時的なものではなく、体が発している異常のサインである可能性があります。

特にインプラント周囲炎は、見た目にはわかりにくく、気づかないうちに進行することも多いため、口臭に気づいた時は早めに歯科医院を受診しましょう

正しいケアとメンテナンスを行うことで、インプラントを長持ちさせ、より良い口腔環境を維持することができます。
口臭が気になる方は、これらと合わせて、自分の生活習慣とケア方法を見直すことから始めてみてください。

インプラントについて
相談したい方へ
(60分相談のご案内)

各分野の専門家医と連携した
総合的な治療をご提案しています

  1. 東京のインプラント専門家医 東京日本橋あさひ歯科では、インプラントに関する「60分相談(CT診断含む)」を実施しております。

    当院では、しっかりとカウンセリングの時間を設けて患者さんのお話を丁寧に伺います。
    むりに治療を勧めることや、ご納得頂かないまま治療に進むといったことは一切ございませんので、リラックスして何でもお尋ねください。

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「信頼できるインプラントの専門家医の意見が聞きたい」、「インプラントが上手い歯医者を探している」
「他院でインプラントを断られてしまった」という方
も、どうぞ安心して当院にいらしてください。

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セカンドオピニオンとは、患者さんがより良い歯科治療を受けようとされる際に、複数の医師に意見を求め、今後の治療や医院選びの参考にしていただくことを目的とします。

当院にはセカンドオピニオンのご相談も多数ございます

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上記のようなお悩みを抱え「どこに相談して良いのか困っている」という患者さんの受け皿となれるよう、引き続き努力してまいります。

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当院のインプラント
総責任者・担当医について

東京日本橋あさひ歯科院長
東京日本橋あさひ歯科
院長

藤井 政樹

東京医科歯科大学出身/
博士号 取得ドクター
ITI公認インプラントスペシャリスト
(認定医)

当院長は、インプラント治療の世界的な専門家医とされる『ITI公認インプラントスペシャリスト(認定医)』を持つ歯科医師です。東京医科歯科大学歯学部附属病院にて最先端の治療の研鑽を積み、また、歯科医師の先生方に向けた教育・指導者としての役割を担ってまいりました。難症例を含む様々な相談実績、治療経験が豊富にございます。

当院では、通常では大学病院で行うようなケースにおいても、医学的根拠に基づき安全性・確実性を最大限に高めたインプラント治療を行うことが可能です。

藤井 政樹院長は、歯科医師人生の99%をインプラント治療に捧げてまいりました。それら経験を活かし、患者さん一人ひとりのお悩み解決に役立てるよう親身にお応えしております。

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日付:

インプラントの
正しいケア方法とは?
電動歯ブラシや歯磨き粉の
選び方まで紹介

インプラント治療を受けた後、どのようなケアを行えばいいのか悩む方も多いのではないでしょうか。
インプラントはむし歯にはなりませんが、その周囲の歯肉は天然歯と同様に炎症を起こすことがあります。
そのため、インプラントを長持ちさせるためには、天然歯以上にしっかりとケアを続けることが重要です。

この記事では、インプラントのケア方法、歯磨き粉の選び方、電動歯ブラシの使用に関するポイントまで、詳しく解説します。

インプラントに
ケアが必要な理由

インプラントにケアが必要な理由

インプラントは天然歯に近い使い心地が得られる治療法ですが、歯根膜がないという大きな特徴があります。
歯根膜は弾性の組織で、衝撃などから歯を守るだけでなく、細菌から歯周組織を守る機能もあります。
しかし、インプラントにはそれがないため、一度感染が起こると急速に炎症が進行しやすくなります。

特に注意が必要なのがインプラント周囲炎です。
これは、歯周病と似たような炎症で、プラークがインプラントの周囲にたまることによって発症します。
進行すると歯肉が腫れたり、顎の骨が吸収されてしまい、最悪の場合インプラントが脱落することもあります。

つまり、インプラントは虫歯にはならないものの歯周病に似たような症状になる可能性はあるため、毎日の正しいケアと定期的なメンテナンスが必要なのです。

インプラント周囲炎とは?

インプラントを長持ちさせる
ための日常ケア

インプラントを長持ちさせるための日常ケア

清掃補助用具を併用する

歯ブラシでは落としきれない汚れが、歯と歯の間には必ず残ります。
インプラント周囲は見た目以上にプラークが残りやすく、歯間ブラシやデンタルフロス、ワンタフトブラシなど、清掃補助用具の併用が必要です。

毎日の習慣として夜のブラッシング後に取り入れると、インプラント周囲炎の予防効果が高くなります。

口腔乾燥を防ぐ

口腔内が乾くと唾液の自浄作用が弱まり、細菌が繁殖してしまいます。
インプラントの清潔な環境を保つためには、唾液の分泌を促すことも大切です。

こまめな水分補給、口呼吸の改善、加湿器の利用、シュガーレスガムの使用、舌や唇のストレッチなども予防に役立ちます。

唾液の分泌が著しく低下している場合は、医療機関で診察を受け、保湿剤などの使用も検討しましょう。

食後すぐのうがいや
軽いブラッシング

外出先で歯磨きができない場合でも、食後すぐに水でしっかりうがいをするだけでも、細菌の栄養源となる糖分や食べかすをある程度洗い流すことができます。

できれば携帯用歯ブラシで軽くブラッシングすると良いですが、それが難しい場面でも、ガムや口腔スプレーで代替するだけで口腔環境は改善します。

帰宅後には必ず丁寧なブラッシングを行う習慣をつけましょう。

定期的なプロフェッショナルケアを
継続する

セルフケアに加え、歯科医院での3ヵ月に1回程度の検診を欠かさないことも、インプラントを長く健康に保つためには不可欠です。

クリーニングだけでなく、レントゲン、歯周ポケット検査などを通じて、トラブルの早期発見が可能になります。
セルフケアでは見逃してしまう部分の管理をプロの手で補うことで、インプラントの寿命を延ばすことができます。

インプラントのメインテナンスには
エアフローがおすすめ
インプラントの寿命とは?

インプラントに適した
歯磨き粉の選び方

インプラントに適した歯磨き粉の選び方

研磨剤が少ない、
または無配合のものを選ぶ

インプラントの上部構造には、セラミックやジルコニアといった素材が使われていますが、表面に細かなキズがつくと、汚れが付きやすくなり、光沢も失われてしまいます。

市販の歯磨き粉の中には清掃力を高めるために研磨剤が多く含まれているものもありますが、インプラントにはこうした製品の使用は向いていません。
また、インプラントの金属部に細かい傷がつくことで、そこに細菌がつきやすくなり、インプラント周囲炎のリスクを高める原因となります。

毎日使用するものだからこそ、低研磨あるいは無研磨タイプの歯磨き粉を選んで使うのが良いでしょう。

フッ素配合は可

フッ素は、むし歯菌の活動を抑え、エナメル質の再石灰化を促進する作用があるため、むし歯予防に有効な成分です。

インプラントそのものはむし歯になりませんが、隣接する天然歯の保護という意味ではフッ素は有用です。

一時期、インプラントのチタン部分が、フッ素によって腐食するという情報が広がったことがありました。
しかし、腐食を引き起こすのは高濃度のフッ素で、一般の歯磨き粉に含まれる950ppm〜1450ppm程度の濃度であれば、使用しても問題ないことが分かっています。

抗炎症成分が含まれているものも
おすすめ

インプラント周囲炎は、初期段階では痛みがなく、静かに進行していくことが多いため、日頃からの炎症予防がとても大切です。

グリチルリチン酸ジカリウム、アラントイン、トラネキサム酸といった抗炎症系の成分が含まれている歯磨き粉は、歯ぐきの腫れや出血の抑制に効果があり、インプラントを安定した状態で保つために有効です。

特に歯周病の既往がある方や、ブラッシング時に出血しやすい方には、こうした成分を意識して取り入れることで、インプラント周囲の炎症リスクを減らせる可能性があります。

継続使用できる味や
質感のものを選ぶ

どれだけ効果的な成分が入っていても、使いにくかったり、味が苦手だったりすると、継続的な使用は難しくなります。

インプラントのケアは一時的なものではなく、長く続けていく必要があるため、自分にとって使いやすい味、テクスチャー、泡立ち具合を選ぶことも大切な選択基準となります。

インプラントに電動歯ブラシ
は使ってもいいの?

インプラントに電動歯ブラシは使ってもいいの?

基本的には使用可能

電動歯ブラシはインプラントを入れていても使用可能です。
ただし、インプラント周囲を磨く時には当て方と力加減に注意が必要です。

過度な圧力をかけると、歯肉を傷つけたり、アバットメント部に不必要な振動が加わったりすることがあります。

おすすめは音波ブラシタイプ

電動歯ブラシの中では、ソニックケアや音波ブラシが特におすすめです。

音波振動により毛先が届きにくい部位の汚れまで除去でき、振動が強すぎず、歯肉にやさしいのも特徴です。

磨きすぎに注意しよう

電動歯ブラシは効率が良い反面、必要以上に磨いてしまう傾向もあります。

特にセラミックの人工歯やインプラント周囲の歯肉は、過剰なブラッシングは避けてやさしく磨くようにしましょう。

その他、インプラント治療後
におすすめの清掃補助用具

その他、インプラント治療後におすすめの清掃補助用具

歯間ブラシ、フロス

インプラントの周囲には、目に見えないわずかなすき間ができることがあります。
これを放置すると、そこに汚れがたまりやすくなり、インプラント周囲炎の原因になります。 歯間ブラシやフロスを使ってそれらを落としましょう。

特にアバットメント周囲の清掃は通常のブラシでは届きにくいため、L字型の歯間ブラシややわらかいフロスを使うと効果的です。

ワンタフトブラシ

ワンタフトブラシは、毛先が小さく先端が尖った形状のブラシで、磨きにくい細かい部分やアバットメント周囲の清掃に適しています
奥歯やインプラントの根元部分など、通常の歯ブラシでは届きにくい場所をピンポイントで磨くことができます。

毛が硬すぎると歯肉を傷つける可能性があるため、やわらかめのものを選び、力を入れすぎずに使いましょう。

マウスウォッシュ

インプラント後の口腔内は細菌のバランスが変化しやすく、殺菌、抗炎症作用のあるマウスウォッシュでのケアを行ってもいいでしょう。

おすすめはアルコールフリーで、CPCやクロルヘキシジンといった抗菌成分が含まれているタイプです。 刺激が少なく、長期間の使用でも安心です。

しっかり歯磨きを行った後、就寝前や食後に使うことで、細菌の繁殖を抑え、口臭予防やインプラント周囲の清潔維持に役立ちます。

ジェットウォッシャー

ウォーターピックやパナソニックのドルツに代表されるジェットウォッシャーは、水流で歯と歯の間やインプラント周囲にたまった汚れを洗い流すことができます。

物理的にブラシが届かない場所も洗浄できるのがメリットで、歯間ブラシと併用することでより高い効果が得られます。

ただし、強すぎる水圧で毎日長時間使用すると歯ぐきを刺激しすぎる場合があるため、弱めのモードから始めて、自分に合った水圧で使用するようにしましょう。

ケアの質がインプラントの
寿命を左右する

ケアの質がインプラントの寿命を左右する

インプラントはしっかりとケアすれば10年、20年と長持ちさせることも十分可能です。
そのためには、正しい知識と習慣が欠かせません。

歯磨き粉や電動歯ブラシの選び方一つでも、口腔内の健康状態に差が出ることがあります。

大切なのは自分のインプラントに合ったケアを見つけ、それを継続することです。
歯科医院での定期的なメンテナンスと、毎日の丁寧なセルフケアを両立させて、インプラントを長く快適に使っていきましょう。

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  1. 東京のインプラント専門家医 東京日本橋あさひ歯科では、インプラントに関する「60分相談(CT診断含む)」を実施しております。

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対応しております

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東京日本橋あさひ歯科院長
東京日本橋あさひ歯科
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藤井 政樹

東京医科歯科大学出身/
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当院長は、インプラント治療の世界的な専門家医とされる『ITI公認インプラントスペシャリスト(認定医)』を持つ歯科医師です。東京医科歯科大学歯学部附属病院にて最先端の治療の研鑽を積み、また、歯科医師の先生方に向けた教育・指導者としての役割を担ってまいりました。難症例を含む様々な相談実績、治療経験が豊富にございます。

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